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◆サガみそプレイ日記◆

どこにでもある、ただのプレイ風景

はじめに ~私とサガみそ~
 「ロマンシング・サガ ‐ミンスレトルソング‐」が発売されると知ったとき、僕が最初に思ったことは、

 「なんでいまロマサガ1なんだよ!」
 「ミンストレルとか舌かみそうだよ!なんて略せばいいんだよ!」

 くらいのものだった。ただでさえ最近RPGに対する情熱が失われつつあるのだ。
 しかし、音楽が伊藤賢治先生であらせられることと、イラストが小林智美先生であらせられる以上、そこに大いなるサガの予感を感じずにはいられなかったのだ。
 やる時間もないくせに僕はパッケージをレジに持っていった。

 略称はロマサガMSでもサガ味噌でもなく「サガみそ」に決めた。
 ちなみに僕の今までのサガ歴は以下のとおりである。
 個人的には聖剣マナもサガだと感じているがそれは置いておく。
 一番好きなサガは秘宝伝説。
 
ゲームスタート
 前置きが長くなったがプレイ日記をはじめよう。
 実のところ、オープニングムービーを観たあとのタイトル画面で、立派になったメインテーマに聴き惚れて鳥肌が全開、しまいには涙目になっていたわけだが、そこんとこを細かく語るとまた長くなるので割愛せざるをえまい。

 主人公にはキャプテン・ホークを選んだ。
 ここで僕の過去の苦い記憶と、少しばかりの個人情報を記さなければならない。

 若かった僕は、SFC版を買った時に、悩みに悩んでホークを選んだ。そして、名前入力画面で自分の本名を入れた。当時は感情移入とか意識するわけでもなく、よくそうしたものだ。
 
 そしてオープニングにはっきりと表示される「キャプテンつばさ」の文字。

 感情移入どころか燃えてヒーローかつ冬のライオンとなってしまった僕は、少なからずショックを受けたものだ。そのショックを克服するため、サガみそにおいてもホークを使い、名前をつばさとしなければならないのだ。
 したがって、このプレイ日記は、プレイヤーの視点とキャラクターの視点が混同されることになるであろうと予想される。あらかじめ了承してほしい。

 あ、まだゲームの話にたどり着いてなかった。
 とにかくそんな理由で僕は、パイレーツコーストから冒険をはじめることになったわけだ。
 仲間は名も知らぬ海賊男と、おなじみトカゲのゲラ=ハ。トカゲっていうと怒るかもしれないがそんなトカゲが僕は大好きだ。声もシブいしルックスもイケメンだ。「キャートカゲだーさよなら」なんて言う奴は僕が手斧でぶった斬る。
 僕は「海賊と言えば手斧・カットラス・マスケット銃」という微妙な理念を持っているので、カットラスを買い求めて剣士のスキルも上げておいた。
 
 そして戦闘の音楽がまた、もう、鳥肌。イトケン節が炸裂してる。原作のイントロを使用しているが新曲だ。メロディラインにリードを使うのがサガフロからの手法なのだろうか?このまま延々と戦闘していたい気分だ。
 逆にパイレーツコーストに戻ると「おれたちゃかいぞくおれたちゃかいぞく」という洗脳ソングに切り替わるのでもう帰って来たくない気分だ。
 
 要するに、魚とか海軍とかと戦った末ブッチャーに謀られてパイレーツコーストを追われたってわけだ。
 ストーリーに関してはかなり投げやりに扱っていこうと思う。
 さよならレイディラック号。
 
仲間を求めて
 さて、発売日にサントラ買ったんだけど、僕にとってサガは音楽もネタバレに含まれる。しかし我慢できないからさしあたって各主人公のテーマだけ聴いたんだけど…。
 こんな調子でこの先平気なのか。
 グレイのテーマやばいよグレイのテーマ。

 さて時間軸的にはちょっと前の話になるが、ゲームの話の続きに戻ろう。
 とにかく僕はサンゴ海を飛び出して、なんか平和な島にたどり着いた。

 サガみそはなんかマップが見づらいのが難点だ。
 移動速度も遅いがコレはサガフロのダッシュが早すぎただけだろう。
 しかしマップはいただけない。3Dにするなら視点変更くらいはさせてほしい。地図も常時表示じゃないし、未知のマップで手前に向かって走ったりするのはどうにも慣れない。

 そんなおぼつかない足取りで情報を集めていると、「弟を探しているんです」という女剣士を発見。名をディアナというらしい。なんか没落貴族な気がするがたぶん僕の気のせいだろう。さっそく仲間に加えた。
 どうでもいいけど弟を探すならもっと都会に行ったほうがいいぞ。

 酒場で吟遊詩人に何度も何度も曲をお願いしてイトケンサウンドを堪能していたら、突如仲間に加えてほしいと言い出した。拒否できないので勝手にしろと思う。島の反対側にウェイプという町があるそうなので、メンバも5人になったことだし、島のジャングルを抜ける覚悟をする。

 よし、いよいよ本格的なダンジョンだッ!
 と思ってジャングルに分け入ったら、ほんの数歩でウェイプに着いた。お向かいさん感覚かよ!近すぎるよ!

 ここの酒場に行ったら「私に構わないで」としか言わない女を発見。お前は死蝕でも食い止める気か?
 あ、てことは何か、さっき仲間にした詩人は四天王を一人倒すまで外せなかったりするのか!?
 ヤッベマジかよ!いきなり変な奴仲間にしちゃったよ!
 チクショー詩人って聞いたときからヤバい匂いはしてたんだけどなー!
 あーあー…と思ったら、なんか酒場のはしっこにスタンバイしてんじゃねーかッ!
 オーイ!勝手に抜けてるよ!!

 また何度も曲をお願いして仲間にしなおしました。

 この島で集めた情報を元に、ゲッコ族(ゲラ=ハの種族)の族長に面会し、族長の凍った心を暖かな精神で解きほぐして、たくさんのお金とジュエルをもらった。ジュエルってのは通貨じゃなくてえーと、FF5のアビリティポイントみたいな…そんな感じの素敵なサムシングである。
 このとき海賊シルバーの宝の地図ももらったけど、僕はまずいろんな街を見て回りたいと思った。最初に行動範囲を広げるのはサガの鉄則だからだ。当面の軍資金もできたので、次は大陸・ノースポイントに渡り、ニューロードを下って見聞を広めることにした。

 なお、記念すべき最初の連携は「ジャベ断」。死にたい。
 
世界の車窓から
 ノースポイントに着いた僕は、さっそく南下政策を推し進めた。とりあえず田舎を抜け、人が集まる場所を目指したい。人が集まるところには人材も情報も溢れているものだ。なあ没落貴族。

 ニューロードを下り(中心地に向かっているから上りなのか?)、ウソという嘘のような村を抜け、たどりついたのはクリスタルシティ。
 街の中に入って初めて気がついたが、また詩人をどっかに忘れてきたようだ。
 たぶんさっき通ったウソの村だ。
 クリスタルシティの酒場に先回りしていやがった。

 せっかくなのでいろいろな人を仲間にしてみることにする。見聞を広める旅なので戦闘は避けるし、いろんな情報をもってる人もいるだろう。
 まずバルハル族のシフ。こいつはすごい頭が特徴だ。そのすごい頭にはこれまでの道のりの記憶がおさめられており、驚くほど大量の地点情報を手に入れることができた。ステータス的には他の面子と被るので、道だけ聞いてすぐに別れた。
 神殿に聖戦士ガラハドがいた。こいつもすごい頭が特徴だ。せっかくなのでお近づきになろうと思い仲間に加えた。暗い夜道はぴかぴかのこいつの頭が役に立つだろう。

 そこから先はシフからきいた世界中の街を巡る旅になった。

 ゲラ=ハ…いよいよエスタミルを横断するわけじゃが、その…ちと心配なんじゃ…。いや…下水のモンスターのことはもちろんだが、わしは、実は南エスタミルという街は初めてなんだ。南エスタミルという街はこじきとか泥棒ばかりいて、アメばかり食べていて、追いはぎかなんかにすぐにでも襲われそうなイメージがある。

 「それはゆがんだ情報です。心配ないです、みんな…素朴な町民のいい街です…
  さあ!出発しましょう!」

 そして迫りくるバクシーシの嵐。
 僕は速攻で三角のボタンを押してフロンティア方面に逃げた。

 酒場で出会ったバーバラはアメジストを持っていた。OH…バーバラ。愛しておくれよバーバラ。ほぐしておくれよバーバラ。君は英会話の先生かい?もういいよ!バーバラなんか!お前なんかアメジスト持ち逃げだ!
 村に帰りたいとかいってるアイシャがいたので保護した。村に連れて行ったら「娘がお世話になってます」みたいなこと言われて保護者扱いされた。とんだ捨て子だ。
 結局しばらくの間、パーティメンバーは僕とゲラ=ハとディアナにハゲにアイシャだった。

 メルビルにある大きな図書館も訪れた。
 こどもの本「かみをたおしたおの」を見て爆笑した。セルフパロディかよ。

 メルビルからジェルトンへ。
 港で「ニンフ像を探して欲しい」とか言う人の話を聞き流して、財宝の話をキャッチ。薬草・鉱物サーチを駆使してセコくアイテムを稼ぎつつ、恐竜の穴の財宝をゲットしてきた。(LV3クライミングポイントがあったのが気がかりだ。)
 恐竜の卵には手出ししない。君子危うきに近寄らず、虎穴に入らずんば虎子を得ずんば天上天下唯我独尊。
 代わりにメルビルに戻って蝶の謎を解くイベントを片付けた。

 さて、ここまでの戦闘でアイシャが頼りないというか詩人が恋しくなったので、アイシャを外してもらって詩人に加わってもらうことにした。
 さらにさすらいの旅を続けていると、酒場にミリアム発見。術に長けた人材は是非欲しい。

 「おい、ゲラ=ハ! ガラハゲやろうと、いいおんなと、どっちがすきだ?」

 「きくまでも なかろうよ!」

 これを正規メンバに決めて各種イベントに取り掛かろうと思う。
 グッバイ、ガラハゲ…パーティメンバーとして別れたいま、アイスソード関係者としておいしく再会しよう。
 
イベントのはじまり
 さて、見聞も十分に広めたのでいろいろな街で依頼なんかを探してみよう。

 まずは北エスタミル。
 なんか下水道にミイラを取りにいくから護衛してくれとかいう人をバックアップした。なんで下水道にミイラを埋葬したりするのか理解できない。
 下水にはシーフのアジトがあった。カギのかかった宝箱はいずれあけられるのかな?LV3ジャンプのポイントもいずれ超えられるかな?
 宝箱サーチで出した宝箱をあけたらアラームが鳴り響いて、屍生人どもが一気にこっちに向かってきて酷い目にあったけど、なんとか護衛完了。墓泥棒だろうがなんだろうがお金かジュエルさえくれればいいや。

 続いてゴールドマイン。
 なんかヤバいものをメルビルに売りに行くっぽい人の護衛だ。別に怪しい取引でもお金かジュエルさえくれればいいや。
 護衛自体はたいした冒険もなく終ったけど、そのルーイとかいう依頼人は魚と一緒に消えてしまった。
 前金でよかった。
 なんか会った事があるような女が乱入してきて、ニンフ像だとかウコム様だかウムコ様だかの神殿に行けとか言ってたけど、そんなに慌てることもないだろうと思い聞き流した。

 そのままワロン島に渡り、改めて海賊シルバーの宝を探しにジャングルにわけいってみた。
 ボコボコにされて帰ってきた。
 なんか隠し通路は開いたけど、その先が行き止まりだ。それにゲッコ族の絵地図の謎も解いてない。ひたすらウロウロして、本当にもう少しマップが見やすければ…と思う。再チャレンジを心に誓い、このイベントも放置。

 仕方ないのでまたあちこちの街に顔を出して、南エスタミルのシーフギルドの依頼を聞き、例の宝箱の中身だけ頂いて放置した。

 流浪の旅を続けているうちに僕の足は再びジェルトンへと向いたが、なんか火山から魔物が出てきたらしく街が荒れていた。
 火山島のトラブルは放置できない。これは僕の心に刻まれた誓いの一つなので仕方ない。その誓いには闇の術法とかサラマンダーとかが関係しているんだけど、このゲームにはとりあえず関係はない。火山の場所を聞き出した僕はさっそく解決に乗り出した。

 …数十分後、ジャンプのアビリティを付け損ねていたため帰ってきた。
 そういう大事なことは先に言えェェーッ!!

 あらためてジャンプを装備して登山。魔物に苦戦しながらもフレイムタイラントに謁見できた。しかし奴の「我がモードは火」というセリフに怪焔王大車獄を連想し、ブチのめすのを断念した。
 フレイムタイラントは僕に「アイスソードを持ってこい」とか言ってきた。
 ガラハドの予感!

 とりあえず話し合いでジェルトンは平和になったし、帰りに近道を教えてくれるしで、イベントは一段落した。
 アルツールに行ったけど、まだアイスソードは売れてなかったよ。

 火急的な用事(火山)のため放置していたイベントを進めてみる。
 ウコム様だかウムコ様だかの神殿に行ったら、例のニンフ像の人がいて、最後のニンフ像を持ってる人が北エスタミルにいるとか言ってた。ああ、あのとき護衛したルーイのひとか。
 パブで聞いた情報どおり、ルーイのひとは下水にいた。僕は別の人の護衛でスデに下水の地理に明るかったので大して迷わなかった。なんかデカイ魚に襲われてたけど、すげー見掛け倒しだったので助かった。

 ニンフ像を海へ返すルーイのひととそれにすがりつく欲深い人間。結局ニンフ像ってなんだったんだ。よくわかんない仕事だったが、海の神ウムコだかウコムだかにちょっぴり恩を売ったことは確かだろう。
 僕は海の男なのでいい事をしたと思った。
 
ねんがんの アイスソードを てにいれた(辞世の句)
 エスタミルにきたついでに、僕は「ヤバイ仕事」とやらを請け負ってみることにした。
 依頼主はエスタミルの大統領みたいな人。娘がかどわかされたらしい。別に僕は合衆国のエージェントではないので助けに行く義理はないが、面白そうなので承諾した。

 「娘がタルミッタに行ったきり帰ってこない」という情報があったのでタルミッタへ。案の定、ここの長が若い娘を水龍への捧げものにしているらしい。なんてエロい奴だ。
 館に乗り込もうとして、ふとプレイヤーメモを見たら「館に入れない。とりあえず宿に泊まって作戦を立てよう」と書いてあった。だれだろう、これ書いたの。まだ侵入を試みてないけどできないらしい。しかも宿で作戦を立てるらしい。僕はお告げに従う事にした。

 夜、館に侵入成功。見張りがウザい。見つからないように進もうと思ったが、このマップのカメラアングルではできるはずもない。「力業」って言葉…好きになるしかないようね。
 そのままここのボスも力業で打ちのめして、マラル湖の水龍の神殿に向かった。
 なんか館を出た瞬間「帰れ!」とか罵声を浴びた気がしたが、アイツら殴り足りなかったかな?

 マラル湖の神殿で、娘を略取したエロい奴が娘と引き換えになんかイカス指輪をゲットしている場面にでくわした。せっかくなのでボコボコにして指輪を奪った。どうでもいいけど加撃効果でブレードロールがブレードロールエコーになった。ちょっと嬉しいネーミングだ。
 そのまま娘を保護しようとしたが、水龍が「これは私へのささげものだ」とかいって返してくれない。そろいもそろってエロい奴ばかりだ。
 むかしはここで、
 という思わず選びたくなってしまうクールな選択肢があったものだが、今回の選択肢は普通だったので戦いをいどむのをやめた。
 話しあったところ、グレートピットのなんとかって奴のところからあまぐもの腕輪を持ってこい、ということでまとまった。めんどくさそうなので後回しにする。

 略取されっぱなしの娘のことを思いつつメルビルに立ち寄ったら海賊に襲われた。
 宿敵ブッチャーだ。
 むぼうにも戦いをいどむことにしたが、ブレードロールで全員叩き伏せられた。これは無理だ。リセットリセット。

 海賊シルバーの宝はまだ見つからない。
 正直戦闘回数がかさむだけなので捜索を打ち切った。
 雑魚に全滅させられる機会が増えてきた。ヤバい傾向だ。戦闘回数を無駄に増やしてしまい詰まるのはロマサガの伝統的な罠だ。実にまずい。

 途方に暮れつつゴールドマインに立ち寄ったらなんか緊迫した音楽になっていた。
 魔物が鉱山を占拠してこまっているらしい。
 強敵と戦うチャンスだ。
 相手は全部で10匹!さっそく1匹目を叩き伏せた。この調子で2匹m…ってドラゴンだー!!
 ゴールドドラゴンがいる。もう見た目からしてヤバイが火炎もヤバイ。後回しにして残り8匹をつぶしてきた。そしたらドラゴンの後ろに回りこめたので、玉砕しにいったらなんか倒せた。火炎を使ってこなかったので運がよかったのだろう。

 謝礼は破格の22000金!
 これで貧弱な装備を新調できる。と、その前に、アイスソードの価格に達したのでアルツールの武器屋に行って「アイスソードは売りきれました」というメッセージを頂いておく。アイスソードなんて危険なものを買うのはガラハゲくらいなものなのでこれでオッケイ。お金はリジッドレザーやフランシスカやスピアになりました。

 さあ、これでやっとフレイムタイラントとの約束を果たせる。
 気合を入れてアルツールの街角でアイスソードを見せびらかしてるガラハゲの元に向かった。
 なんか神への奉仕だのなんだのといろいろ喋っているが要約すると「ねんがんの アイスソードを てにいれたぞ!」という事らしい。
 こちらの返答は、礼儀としてとりあえず「殺してでも うばいとる」を選択。いや「殺してでも」とか言ってなかったけど。あとはガラハゲが「なにをする きさまらー」と言って死ねば…

 …あれ、なんでタイトル画面なんだ?

 あ…ありのまま、今起こった事を話すぜ!
 『おれは、アイスソードを奪い取ろうと思ったら、いつのまにか全滅していた』
 頭がどうにかなりそうだった…
 「なにをする きさまらー」だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

 あ、えっと、詩人を外して4人パーティにしてから話し掛けたら普通に仲間になったんで、フレイムタイラントに捧げてきました。
 火神防御輪ゲット。さよなら、ガラハゲ。

 あと、ブッチャーに再挑戦したけどやっぱりダメでした。
 
おつかいインフィニティ
 僕はあまりにもブッチャーに勝てないので、やさぐれて港町を歩いていた。
 するとなんか見たことのある奴がウロウロしていたので話し掛ける。
 それは例のウコム様だかアコム様だかのしもべのひとで、ディスティニーストーンを受け取りに海底神殿に来てください、との事だったので僕はホイホイついていってしまったのだ。

 魔物がブリブリ入り込んでるだとか、なんかハメられた感があるけどとにかく神殿の攻略に挑む。忍びに忍んで戦闘を回避し、あっちこっちで待ち構える固定モンスターを蹴散らした。
 最後にまってたカメがなんかえらい硬くて一苦労。回復はギリギリ間に合うが、のしかかられると死だ。
 長期戦に持ち込んで、ブラックダイヤをゲット。さて、長期間戦って疲れたし、帰って街でゆっくりしよう。

 ところが、僕らは神殿の出口でローブ姿のちっこい奴に待ち伏せされた。
 ブラックダイヤを狙ってるらしい。姑息な悪党がよくやる手だ。戦いかたも姑息で、水中だというのにヘルファイアとかよくわかんないことをする。正直疲れてるしウザイ。
 でもバトル曲が非常に情熱的なので許してあげる
 じっくりバトル曲を堪能しつつ、そのミニオンなんとかっていう情熱的な奴を撃退。

 さて、ここらで重い腰を上げて、拉致された大統領の娘を救出しようと思う。

 必要なのはあまぐもの腕輪。持ってるのは四天王(土)。
 忍びに忍んでグレートピットに潜り、四天王(土)に会う。彼いわく、あまぐもの腕輪を渡してもいいが、その前に四天王(風)から疾風の靴を貰って来いとのことだ。
 
 必要なのはあまぐもの腕輪。あまぐもの腕輪を取るには疾風の靴がいる。

 四天王(風)ことタイニーフェザーは、その羽をゲットすることが勇気の代名詞のように言われてるので、羽ゲットイベントのついでにスカーブ山に登頂。クライミングを駆使だ。
 戦闘が避けにくいのが難点だが、なんとか登頂。四天王(風)いわく、疾風の靴をわたしてもいいが、四天王(火)から火神防御輪をもらってこないとダメだそうな。

 必要なのはあまぐもの腕輪。あまぐもの腕輪を取るには疾風の靴がいる。疾風の靴を取るには火神防御輪がい…あ、アイスソードのときにもらってたっけ。解決。

 あとは逆順に四天王に会ってアイテムを交換し、最後に四天王(水)こと水龍に、略取監禁している娘さんを解放するように要求しただけだ。
 大統領からの謝礼は「術戦士の鎧」か「報酬金+5000」で迷ったが、術戦士の鎧を使うアテがないので金にした。
 世界をまたにかけたおつかい、無事完了。

 さて、大仕事も終ったのでちょっと田舎のほうに出向いてみよう。
 ウソの村に立ち寄ると、村人が踊っていた。ここに立ち寄ると詩人が勝手に抜けて困る。なんでもソウルドレインだとかいう化け物の情報をきいたが、そんなことよりしっかりパーティに加わってくれ。

 ソウルドレインは「周りを5回まわると倒せる」らしい。
 よくわかんないが、ソウルドレインのところに行ったらいきなり戦闘になったので、結局力で組み伏せるのかな?と思った。ところが戦闘中に「足止めしてから回れ」とかよくわかんない指示が出る。誰からの指示だろう。
 「足止め」とか言われてもひたすらアースハンドやスタン攻撃するくらいしかできないけど。
 ダメージはあたるけどさっぱりきいてなさそうだし…いいや長期戦に持ち込もう。

 しばらくスタン攻撃を繰り返したら、ソウルドレインはなぜか勝手に消滅した。
 知らない間に5周回ったらしい。
 なんだったんだ。
 
火の鳥のように
 旅の途中で騎士団領ミルザブールの港に寄ったところ、何か音楽が緊迫していた。
 なんでもミルザブールをおさめているテオドールとかいう人が反乱を起こしたらしい。

 オイゲンシュタットの城ではその対策におわれてるようだった。
 ここの城主は、前に僕がたずねていったときに、ボロボロコートを着た海賊崩れの男を前にして「おお、良くいらした」しかしゃべらなかったという実績がある、実にサガっぽい人だ。
 今回も、なんかやる気マンマンのセリフを喋ったっきり、なにもしてくれない。
 サガを感じた。

 でもとりあえずこの人には用はない。
 僕は城下町で「ミルザブールの城の裏口のカギをコンスタンツさまが持ってたりして」とか妙に具体的な世間話を聞いていたので、奥の部屋にいるコンスタンツにカマをかけにいった。
 あっさりカギを渡してくれた。
 これしきの動揺を隠せないようじゃあ今後苦労するぜお姫様。

 すっごくスムーズに話が進んだので、敵を回避しつつミルザブールの城に潜入した。そのあと変なループダンジョンに突入して、なんかごっついドラゴンを倒して、ホンモノのテオドール様を助け出した。
 レッドドラゴンは怖かったけど、なんかひたすら噛み砕いてくるだけだったので速攻で倒せた。すごいよかった。
 あとはニセモノのテオドール様を倒すだけだ。
 破竹の勢い!レッツ戦闘!

 一撃で惨殺されました。

 イフリート怖ぇー…
 1ターン目にいきなり火の鳥ぶちかましてくるんだもんなー!
 オイゲンシュタットの人は結局軍を動かす気ないし!
 すごいサガな連中だな!

 こりゃどうしようもないので、放置してたメルビルに行ってまたブッチャーと戦ってきました。
 三度目の正直で倒せました。
 銀の雨→ブレードロールとか反則くさい全体技連続がなかったので余裕でした。

 メルビルは平和になったけど、結局湧き出てきたモンスターはどうなったのかわかんないまま終っちまったし、誰も謝礼をくれないしでもうウンザリです。

 しかし、まさかこの上さらなる悲しみが僕を襲うことになるとは、まだ思っていなかったのです。
 
なみだをふいて
 「仲間から外したい人がいるんじゃないですか?」
 「よけいなお世話だ」
 「一曲いかがですか?」
 「一曲頼む」

 アイツともう何回繰り返しただろう、この会話を。
 サルーインの復活を阻止するという運命を受け入れる覚悟をしたその日から、アイツは僕らのことを避けるようになった。

 アイツは僕らのパーティにはなくてはならない存在だった。
 でもアイツは、ずっとどこか僕らに対して一線を引いているような感じだった。酒場やウソの村に行くたびにパーティから抜けてふらふらと歌いにいっちまうし、パーティのピンチにも「英雄達はこのピンチをどう切り抜けるのでしょうか?」とか他人事のように言っていた。思い返してみればアイツは最初から、僕らのパーティにとけこむのを拒んでいるような、そんな雰囲気をもっていたんだ。
 僕もそれを知らず知らずのうちに感じ取っていたのか、必要以上にジュエルや装備品をつぎ込んだりしなかった。
 
 詩人、リタイア。

 ロマサガをプレイしたことのある人ならば、HP400まで育ったパーティから一人脱落することの辛さはわかってもらえるだろう。
 メイレンや白薔薇によって踏みにじられた過去のパーティを思い出す。
 なにも、打倒イフリートに向けて準備を重ねていたこの時期に、永遠にサヨナラしなくったっていいじゃないか!

 いや、もう何を言っても、何曲頼んでも、詩人は帰ってはこないのだ。
 かわりの術士を探さなければならない。しかも、即戦力になる奴を。
 知力は当然として、ある程度の素早さと、回復役としての愛をもった奴を。

 ガラハゲやシフは問題外だ。それになんかガラハゲと顔をあわせるのは辛い。
 ラファエルはそれなりに即戦力になるが、いかんせんステータスが僕とかぶる。
 ジャミルの素早さは捨てがたいと思ったが、絶望的に愛がたりないぜ。
 クローディアを口説いてみたものの、意外なほど知力が低かったので諦めた。
 バーバラも剣士のステータスだ。そもそもアメジストをパクってるから後ろめたい。

 結論。グレイを術士として採用。
 知力も素早さも愛も30くらいあるし申し分ないよー!
 速攻でジュエルをつぎ込んで、術合成ができるようにしてみた。なかなかサマになるもんだ。ていうか、スペル画面で△ボタンを押せば合成できるって最近気付いた。ギユウ軍でも誰でもいい、教えてくれよそういう大事なことは。

 新加入したグレイの肩ならしとして、以前フロンティアで頼まれた、ヴァンパイア退治に向かってみる。
 聖杯もゲットしたし、存分に吸血屍生人の野郎どもに波紋を流し込んでやったぜ。
 ヴァンパイア撃破でグレイのHPはようやく300超だ。まだ他のメンバーに100の差をつけられている。

 お礼を期待してみたらフロンティアが壊滅していたことは見なかったことにする。
 ジュエルビースト手早いなー。

 イフリート対策にアクアマリンを取りに行ってみたら台座がカラだったのも見なかったことにする。
 アルベルト手早いなー。

 でも絶望ばかりではない。
 適当に2術合成を試していたら、生命の雨ができたのだ。
 消費BP&LPは多いが、パーティ全体をほぼ全快できる。グレイの開始BPなら最速で2ターン目には撃てるようになる見込みだ。
 つまり、1ターン目を防御して火の鳥のダメージに耐え、かつBPを溜める。そして2ターン目に全員復活して次の火の鳥が来るまでにイフリートを倒してしまえばいいのだ!
 わぁーい口で言うのはすっごく簡単ー!

 まず僕がわが身を呈して相手のカウンターを破る(パンチで)。
 次いでグレイが回復にあたる。
 ディアナはBPを「電光石火」に消費する。
 あとは衝槍を捨てたゲラ=ハとミリアムが「稲妻雷幻術」の連携でダメージをセコく稼ぐのだ。
 次のターンはゲラ=ハとディアナのBPが枯れているので、回復に充てる。

 かなりギリギリのバランスだったが、なんとか間に合った。
 挫折を乗り越え、ようやくイフリートを倒せたのだ。
 万事上手くいった。僕が倒れたまま戦闘が終ったのを除いては。
 倒れたまま戦闘が終ったのを除いては。
 除いては。
 
巨人の里へ
 魔の島へ行ったらザコ敵の一人もいなかった。
 なにが魔の島だコノヤロウ。
 
 さて、以前タイニーフェザーに会った時に、カクラム砂漠とタラール族消失に関する話をきいたので、いまさらながらカクラム砂漠の地下に眠る湖を探しに行こうとおもう。
 微妙に外側に向かってるっぽい流砂に突っ込んで、へんなでかい鳥にふりだしにもどされたりしながら、僕はなんとか遺跡の地下に潜りこむことができた。

 内部ではかなり迷ったが、見た目以上に柔らかい甲殻類なボスを目印にして進む。
 そのうち僕は広大な洞窟にたどり着いていた。
 なんかたくさん人がいるけど、すごい勢いで全員に無視された。
 なんてサガなひとたちだ。
 一人、話がわかる人がいると思ったら、「帰れ」ってすごい邪険に扱われた。
 軽くショックだ。

 その奥に伝説の湖があり、村があった。
 しかし村人は全員僕のことを無視するし、休む場所も用意されていない。
 もう人間不信になりそうだ。
 ニーサ神殿にオパールが安置されていたのでとりあえず「俺に道を示してくれ…」と祈る。もう、マジで誰でもいいよ、道を示してくれえ。

 僕の願いが聞こえたのか聞こえてなかったのか、ニーサは僕にオパールを持っていけと命じた。
 これで道が示されるならありがたいことだ。

 帰り道、さっき「帰れ」って邪険にした人が、オパールを持った僕を興味深げに話し掛けてきた。なんだこの態度の変わりようは。
 何をするつもりかと聞かれ、「サルーインを阻止する」「サルーインを叩き殺す」というイカス選択を迫られたので、「叩き殺す」と笑顔で即答。そしたら「邪神とはいえ神、身の程を知れ!」ってスゲー怒られた。また同じ選択肢が出たので「阻止する」のほうを選びなおしたら、今度は「ニーサの戦士よ!」とか急に崇め奉られたうえに大地の剣を献上された。コイツのテンションの切り替わりには正直ついていけない。さっきまで僕を無視しまくってた連中も急に「おお…ニーサの戦士よ!」としか喋らなくなるし、どう見ても本当に気が狂っている。
 休む場所もなく疲弊していたけどとっとと徒歩で帰るに限るわね。
 あ、大地の剣はなんか使い勝手がイマイチなので使ってません。

 さて、さっぱり道が開けなかったので、詩人の言ってたオールドキャッスルに侵入してしまおうと思う。
 デカイにゃデカイが、比較的わかりやすいマップだ。
 ただ途中にいる守護者が僕を悩ませた。
 コイツはたぶん、一定ターンか一定ダメージで吹雪連発モードに入るんだと思う。風の術法を無効化しても一人じゃたかが知れているし、吹雪を使われる前になんとか黙らせるしかない、ということで、また連携狙いに切り替えた。「エナジー稲妻雷幻術」などの三連携で速攻だ。

 城内に不自然に作られた井戸を抜け、僕はようやく巨人の村に到着した。
 カッコよく長を説得して、サルーインの居場所を聞き出す。
 うわー、ここで手に入るんだ、闇や邪の魔法スキル。でも肝心の魔法がないのでクラス条件のためだけに買う。ディアナを立派なアサシンに仕立て上げてやった。
 武器屋では所持金をつぎこんでエクセルガードを買い揃える。やはりサガフロでさんざんお世話になったエクセルガードは僕に安心感を与えてくれる。
 
 さあ滝を飛び降りて下界に戻ろう。
 …近道とかいってたけど魔物はいるし距離的には遠いんじゃないかこの道。
 
決戦!サルーイン(予定)
 サルーインは案外近くにいた、ということで、僕らはさっそくラストダンジョンに突入してみようということになった。
 みんなHP450くらいしかないけどまあ、ホラ、チャレンジ精神。

 どんなもんかと覚悟して乗り込んだラストダンジョンだったけど、その全貌は案外てぬるい仕様だった。
 まずあちこち闊歩しているモンスターどもがこちらを気にしてくれない。接触しない限りは戦闘にならないのだ。そのくせ交渉スキルは使用可能。不用品を交換しあう和やかな雰囲気でダンジョンは続く。
 次に要所要所に配置されているボス(例の情熱的な人)だけどスルーOK。ようするに戦闘ナシでサルーインのところにいけるわけだ。らくちんだ。

 さて、間にたくさんのイベントシーンをはさみつつ、サルーインの間に到着。
 サントラCDでまだ「決戦!サルーイン」だけ聴いていない僕としては、この一戦はただのラストバトルではない。入る気合の質が違う。

 最初はごくおとなしめの曲から始まる。なんでコレが「決戦!サルーイン」?と思ってるうちに、案の定サルーインは第二形態に変身しやがった。
 それと同時におなじみのイントロが流しこまれる…!
 この曲はもう表現のしようがない。原曲のイントロから始まるまったくの新曲。今作のバトル曲のメインで使われているエレキギターとシンセリードの旋律だが、この曲ではなぜか懐かしい印象をうける。原曲でも多用された1小節に6回打つ特徴的なリズムとメロディー。それにあわせてシンバルが打ち鳴らされるたびに僕の心のエナメル線が共振する。まったく新しい曲であることをエレキギターが暴れ回って主張し、それに負けじとシンセリードが追いかける。サガフロのBattle#5を聴いたときのような新鮮さと、昔のロマサガのバトル曲を聴いているような懐かしさが高次元で融合する。これは参った。いままでサントラを封印していた甲斐があったというものだ。

 あ、バトルですか?全滅だよ!(なぜか誇らしげに)

 なぜか、術などの回復量がどんどん落ちてるようだ。
 長期戦になったら粘りきれずに敗北してしまう。
 今後の課題は、とりあえず火力のアップだろう。
 
セイブザワールド
 耐久力と火力アップのため、僕はまた世界各地をうろうろすることになった。
 アサシンギルドをいまさら壊滅させたり、四天王の人たちの言うがままに生物環境の破壊をしたり、ラファエルが開眼するのを手伝ったりした。
 どうでもいいけどアサシンギルド、随分長い間放置していたので刺客が弱くてまいった。寝込みを襲われた次の瞬間ゲラ=ハの体当たりで一撃。「いたいよー死にたくないー」とか言って死んでいった。体当たりで。ゲラ=ハの。ちょっと面白い。

 凍った城にオブシダンソードを取りに行くイベントもいまさら起こった。
 守護者の人がえらい大げさに襲ってきたからどうなるかと思ったけど、巻き打ちで50とか凄くかわいそうな感じだったので即座にボコボコにして差し上げた。グレイの覚えた新技、ザ・ワールドことオーヴァドライブで時間を停止し、止まった時の中で無駄無駄言いながら杖で殴打した。杖で。
 そのあと情熱的な人がまた襲ってきたけど、やっぱりかわいそうな感じだった。戦闘を重ねて、自分たちが明らかに強くなっているのがわかる。

 いままでほとんど触れなかったが、今回の戦闘システムは素晴らしい。戦闘のテンポが良いので連戦してもあまりストレスを感じない。
 まず、技ポイント術ポイント(まとめてBP)に、最大値・開始値・上昇値が設定されているのが今までのサガと異なる。技や術はBPを消費して撃つのだが、このBPは毎ターン少しづつ回復する。溜まったBPは次の戦闘ではまた開始値に戻っているため、BPはザコ戦でも消費しなければ損だ。今までザコ戦では「達人」とかそういうシステムによってコストを抑えていたわけだが、消耗なしに繰り出せる技がぐっと増えたことでザコ戦が非常にスムースだ。ボス戦においても、弱い技を使ってBPを溜めて強い技を撃つ、とか、防御して一気にBPを溜めるとか、そういう戦略が要求される。
 これだけだと消耗するモノがなくなるので、技によっては武器の耐久度(EP)が減る仕様になっていて、それを回復するために宿屋や鍛冶屋を使う、という事になっている。街は補給拠点としての意義を失ってはいないのだ。
 陣形技と連携を組み合わせたのも素晴らしい。合成術のシステムはなんかとってつけたようになってるが、丁寧に行動順を指定してやれば、かなり狙った状況で連携&陣形技を利用することができる。ちゃんと連携を考えないと、強いボスに勝つのは難しい。今回の戦闘システムは、ごくひかえめに表現しても、快適に完成していると言えるだろう。

 そんな感じでバトルをくり返し、HPは前より100は上がった。BPも、なんとか全員+4レベルになっている。そろそろサルーインにリトライしてもよい頃じゃあないだろうか、と決心して、僕は再びラストダンジョンのサルーインの元へ向かった。

 僕はひたすらかかと斬りで素早さを下げ、余裕があったら夜叉横断とかいうイカス名前の斧技を振るう。ゲラ=ハはかなり連発できるようになった稲妻キックを撃つ。ディアナは改造ロブオーメンでの電光石火。ミリアムはリヴァイヴァで保険をかける。グレイはBPを温存し、ヤバイと思ったら時間を止めて全員を回復しにかかる。

 サルーインの防御力にひどく差があることに気がついた。同じ技でもダメージが500だったり1000だったりする。背景の柱となにか関係があるんだろうか?
 サルーインの奴、ディスティニーストーンで無効化してる属性の魔法を執拗に使ってきたりして、無駄な行動が多い。意地になっている隙にダメージを稼ぐ。

 聖杯も駆使して以前よりはるかに素早くダメージを与えてはいるものの、やはり回復が追いつかない。ついに火の鳥が召喚されて、たまたまリヴァイヴァが有効だった僕一人を除いて全員が倒れてしまった。
 命乞いすれば助けてやる、とサルーインが言う。
 僕はあきらめて助けを求めた。だがもちろん、サルーインにではない。
 フレイムタイラントからもらった斧を振りかざしたのだ。

 原作でもおなじみ「火のゆらめき」――LP5消費でHP999のフレイムタイラントを召喚する技だ。やんぬるかな。俺の命をくれてやる。あとは任せたフレイムタイラント。

 そんな投げやりな気持ちで二、三回技をぶち込んでもらったら、なんかサルーインが崩壊した。

 …?
 …あ、勝った。
 
 こうして勇者フレイムタイラントは邪神サルーインを封印し、世界に再び平和をもたらしたとさ。
 フレイムタイラント様を崇め奉れ貴様ら。

 多くを語らないさっぱりとしたエンディングが流れる。
 僕はいま、SFC版からずっと引きずってきた「ホークではじめて途中で投げた」という苦い思い出から開放された。エンディングの最後で、僕の手から離れたキャプテン・ホークに「てめえの目的はなんだ!」と恫喝されたが、僕の目的はいまようやく達成されたのだ。ありがとうホーク。

 ここまでだらだらとプレイ中にあったことを書き連ねてきたが、自分でもこの行為が何かのためになったのかサッパリわからない。ただ、もしこのプレイ日記のなかでサガみその楽しさがちょっぴりでも伝わったなら、この長文も成仏できることだろう。
 ここまでお付き合いいただいた読者の方に感謝しつつ、筆をおくことにする。
[LAST UPDATE 2005/06/02]