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◆不定期日記ログ◆

LOG 2021-04

■2021-04-01 : ギニアのひみつ
 西アフリカにギニアという国がある。

●ギニアのアニギ。僕が考えたさかさことばです。(埼玉県 ドド)
●アニギとはなにか。説明求ム。

「ゲーム帝国〈Vol.2〉」p127より
 そもそも「ギニア」の語源がよくわかっていないらしい。ギニアとはなにか。説明求ム。
 そして不思議なことに、そんなギニアの名を冠する国が多数ある。
  • ギニア共和国 🇬🇳
    「ギニア」といったらだいたいこの国……と言いたいが、そもそもギニアという機会があまりないのでいまいち自信がない。ギニア人といえばオスマン・サンコン氏だがこれも今や通じるか怪しい。大西洋には面しているが、ギニア湾には面していない。
  • ギニアビサウ 🇬🇼
    ギニアの北隣の国。ビサウは首都の名前。なぜそこまでしてギニアを名乗る必要があったのか。まあ我が静岡県にも伊豆市の北隣に伊豆の国市があるので人のことは言えない。そういうものなのだろう。伊豆市のように、「ギニア」という地名がギニア共和国の範囲よりはるかに大きいのだと考えれば理解はできる。
  • 赤道ギニア 🇬🇶
    ギニア湾に面した国土を持つが、首都は大陸上でなく、カメルーン洋上の島にあるという不思議な国。なお赤道は通っていない。何故なんだ。エクアドルから優良誤認と訴えられたら勝てないと思う。
  • パプアニューギニア 🇵🇬
    アフリカではなく日本の南にあるオセアニアの国だ。パプアとニューギニアが合併してこの国になった。この地域にたどり着いたスペイン人の探検家が、住民や気候がギニアに似ていると判断してニューギニアと名付けたという説がある。そもそもギニアの範囲が広すぎるのでは。
  • ガーナ共和国 🇬🇭
    チョコレートでゆうめいな国だ。ギニア湾に面しておりなんか語感が似ているが関係なさそう。
  • ガイアナ共和国 🇬🇾
    南米大陸の北のほうにある国だ。これは明らかにギアナ高地に由来しておりギニアとは関係ない。
いろんなギニア
 ギニアについての謎は深まるばかりだ。


 ところで、世界には人名を冠した国名がいくつか見られる。
 コロンビアはコロンブスに、ボリビアはボリバルに由来している。
 ではギニアは……ギン……?


 ギン。その名に心当たりのある方もおられよう。
 大長編海賊漫画『ONE PIECE』には、ロロノア、アルビダ、バーソロミュー、ティーチなど実在の海賊から名前を採ったキャラクターが多く存在する。
 そして序盤も序盤、サンジが加入するエピソードでクリーク海賊団のナンバー2として登場したのが「鬼人のギン」である。敵ながら義侠心にあふれた男で、サンジを圧倒する武力を持ち、ピラフを旨そうに食わせたら右に出るものはいない。最終的に「偉大なる航路でまた会おう」と言って去ったが、どうやらそれから20年以上も音沙汰がないらしい。

 ギニアの真実はここにあった。つまりアユタヤ日本人町出身のギンという海賊が実在し、世界中を大暴れした結果アフリカのギニア湾に名を残した。そして最終的にニューギニア島に居を構え骨を埋めた。そういう隠された伝説があり、尾田先生はそれを取材により知っていたのだ。
 これが事実であればギンの残した影響は多大であり、ONE PIECEのギンも重要な役割で再登場する可能性が高い。再登場を待ちたい。
 
■2021-04-04 : 家族みんなでポン!
 これから2000文字くらいかけて、「パネルでポンで6歳児に勝てない」という話をします。
#NintendoSwitch

 まじで勝てないんですよ娘氏に。まず「パネルでポンって何だ?」って人います? いちから説明しないとだめか? じゃあ説明しときますけど『パネルでポン』は1995年にスーパーファミコンで発売されて以降、いろんなところでリメイクされてる任天堂の隠れた名作です。いや全然隠れてねえよ。他の名作が目立ちすぎてるだけだよ。

 ゲームのジャンルとしてはぷよぷよみたいな対戦アクションパズルになると思うんですが、パネルが落ちてくるのではなくてせりあがってくることが特徴です。プレイヤーができるのは「左右のパネルを入れ替える」ことしかなく、これを駆使して3つ以上色をマッチさせて消していき、パネルが天井につかないよう生き延びます。

 娘氏がこれに夢中になった理由としては、まずキャラクターがカワイイで、やるべきことが単純明快ということだと思います。また、ぷよぷよみたいな落ちゲーだと「おじゃまぷよで連鎖が台無しになって何もできないまま憤死」というパターンがありますが、パネポンはおじゃまパネルのバーが上から落ちてきても、下からせりあがってくるパネルの流れには影響ありませんので、実力差があっても比較的自分のペースで進められるというのがメリットです。


 それで、そんなゲームでなぜ6歳児を相手に全身全霊をかけてプレイし、無様に敗北してジゴクめいた断末魔をあげているのかという話なんですが、まず当然パパのほうにはハンデが課せられています。娘氏はLV1、俺はLV7からのスタートです。これはパネルが上がる速度を示しています。正直に申し上げると上限のLV10では即死するのでLV7に落ち着きました。
 現在の俺の実力で、LV7スタートだと、活動限界はおよそ120秒といったところです。それを越えたあたりからパネルを消す速度がせり上がる速度に追いつかなくなり、やがて惨たらしい死を迎えます。

 娘氏側のパネルの上昇速度は極めて軽微なため、120秒とちょっとの間に全力で娘氏を攻撃しておじゃまパネルを積み上げる以外に勝つ方法はありません。
 ですが困ったことに、娘氏はおじゃまパネルを解凍する方法を速やかに身に付けました。おじゃまパネルのバーに隣接するパネルを消せば、おじゃまパネルはまとめて通常パネルに変化します。
#NintendoSwitch#NintendoSwitch
 パパが大量に送り込んだおじゃまパネルの層は一瞬で溶かされ、そして山のように積みあがった通常パネルから偶然連鎖が発生、それは大量のおじゃまパネルを生み、今度は反対に雪崩のようにパパのフィールドに流れ込みます。
#NintendoSwitch#NintendoSwitch
 デスフロムアバブ。確実な死です。


 僕は……あの人に勝ちたい。しかしこれ以上ハンデを下げたくない。どうすれば現在のハンデのまま圧倒的な勝利を収め、父親としての威厳を保つことができるのでしょうか? 助けてインターネット! アッ! 公式サイトが生きているぞ!!
 いやお前これよく生きてたな!??
 こういうのを残してくれていることには感謝しかありません。これでオジャマまわりの仕様を学習だぜ!

 4つ消し以上で発生するおじゃまパネルは全て、隣接していれば一撃で解凍される……なるほど……つまり俺が必死に送り込んでいたおじゃまの層は、実際にはまったく層ではなく、ただ偶然連鎖のエサを与えていただけに過ぎなかったということです。なんたる残酷な事実。
 3連鎖以上で発生するおじゃまパネルには厚みがあり、それは一撃では1行ぶんしか解凍されないため、こちらが本当の「層」というべき攻撃であると言えるでしょう。

 しかし3連鎖……それを連続で仕込めるほどプレイに習熟してはいません。絶望がパパを包みましたが、しかし、そこにはまだ希望のかけらが残されていました。
 娘氏が偶然連鎖できるのなら俺にだってできるはず。そうですカウンターです。
 まず、娘氏にいつものように偶然連鎖のエサを与えます。娘氏の偶然連鎖が来るのを待ち構え、来たら即座に解凍しまくってこちらも偶然連鎖が発生するのを祈ります。3連鎖が出たら一気呵成に4つ消し・5つ消しを送り続け、解凍されきる前に圧殺する……これに賭けるしかありません。いくぞ!
#NintendoSwitch
#NintendoSwitch
#NintendoSwitch
無慈悲!
 やっぱり娘氏には勝てなかったよ……。

 この作戦の悲しいところは、互いに連鎖がお祈り状態なので、大きな動きがないまま120秒が経過し俺に限界が訪れて死ぬ可能性が高いということです。パネポンでは連鎖は組んで用意するよりは連鎖中に後からガンガン付けていく(アクティブ連鎖)のが基本なので、できれば3連鎖くらいはアドリブで作り出せるようになりたいですね。
 
■2021-04-09 : 春風の娘氏語録
 6歳児最後の記録。
  • 深夜の娘氏「もうこうなったら起きてるしかない ねむるまで」
    ぼく「真理だな」
  • ワイフ「カニ食べたい人いる?」
    娘氏「ハイ!かにかまが食べたいです!」
  • パパの執拗なきもいらせにやっきりした娘氏「わたし怒りがありふれているからね」
  • プリマヴェーラの三美神を見た娘氏が「この絵知ってる。この上に天使が飛んでて悪魔が迎えに来る。」というので、どこで見たのか聞いたところ「サイゼリヤで見た。」と即答。サイゼリヤは文化資本。
  • 娘氏「わたしカフェ屋さんになるのが夢なんだ」
    ぼく「そうなんだ」
    娘氏「でもお客さんにいまいちっていわれそう」
    ぼく「言われたらどうするの?」
    娘氏「がんばって飲んでくださいっていう」
    ぼく「そうなんだ」
  • 娘氏「わたしの夢は、いつか自分でいれたカフェインのあるブラックコーヒーをのむこと。どれだけおいしいか確かめる。」
    ぼく「いつか叶うといいですね」
  • お片付けを命じられて「きれいに整えたくない!きれいに片付けると汗がでるんだよぉ!」とキレる娘氏。だめです片付けなさい。
  • ぼく「5つ言えたら勝ちゲーム! 国の名前!」
    娘氏「えっとー、サウジアラビア……」
    ぼく「逆になんで!?」
  • 娘氏「一兆円あったらプラスだよね」
    ぼく「そらプラスやろなあ」
  • 一人で行けたはずのおトイレだが「いっしょにおトイレ行って」とときどき言う。その場合、ご両親が「気合いだけ飛ばすからね!破ーッ!」とトイレに向かって気を飛ばすと一人で行く。
  • 娘氏「破ー!だけでいいからいっしょに行って」
    ぼく「先手を打ってきたな」
  • 前述の通り『パネルでポン』の王者として君臨する娘氏だが、負けても「アイチャン負ける前に神様においのりして2つ消えたからまあまあ勝ってる。」とメンタルを崩さないのでつよい。
  • 寒さに耐えかね、久しぶりに半纏を出して羽織ったものの、娘氏が「パパなんでその袴みたいの着てるの?」「それナントカ時代の服だよね?」とツッコんでくる。
  • 娘氏「スシローってカタカナだから英語から来てる?」
    ぼく「強いていえばフランス語っぽいな……」
  • 娘氏「建国記念の日だからといって、あまり長くねているわけにはいかないぞ!」
  • 娘氏「お休みの日なんだから、きあいいれていこう!」
  • ぼく「明日は日曜日だ」
    娘氏「トロピカル~ジュプリキュアをみるにはわたしと同じ速度で起きなくては。」
    ぼく「起きてるんだよなあ」
ハートルージュロッド
  • プリキュアのアイテムを工作し、「あやうくトロピカッちまうところだったぜ(かんぜんにトロピカッてる)」という娘氏。
  • 娘氏「かっこかんぜんにトロピカッてる、までちゃんと書いて」
    ぼく「アッハイ」
  • はちみつ紅茶を飲んだ猫舌の娘氏「あっつい! でも味わいは感じられる」
  • 習い事のお友達とお別れするとき、まだまだ帰ろうとしないお友達を振り切って「やれやれ、さわがしい女だ」と言うクールな娘氏。
  • 娘氏「『かんそうこんぶのさだめだぞ』。はい言ってごらん?」
    ぼく「乾燥昆布の運命だぞ」
    ぼく「……」
    ぼく「意味は?」
  • 幼稚園のお友達についての話を聞いていたら「ゆうくん、もう一週間もおしっこがまんしてるんだって、やばくない?」とやばい情報が飛び出してきた。
  • 転んで口内を切り、縫合するはめになった娘氏。幸い跡が残らず治癒したが、ついにパパは骨折マウントに続き縫合マウントまでとられるようになってしまった。人生経験の浅いパパだ。
  • 娘氏「アイチャンのよそうでは、最初にいた生きものはあひるだとおもう。それにあしがはえてきょうりゅうになった。」
    ぼく「逆進化論だ」
  • お出かけ中に疲れた娘氏「帰ってゆるゆると生活したい」
  • ぼく「他県ナンバーが目立つようになったな」
    娘氏「お茶が……お茶が好きだからね、にっぽん県民は」
    ぼく「日本県民」
  • 娘氏「こんなにおおきくなりました~♪ もうすぐ一年生~♪」
    ぼく「ひょっとしてそれは……卒園式のネタバレでは!?」
    娘氏「じゃあきかないでください!!!」
あつ森風
 これはどうぶつの森の影響で変化していった画風。


 この春、娘氏は無事幼稚園児から小学生へとクラスチェンジした。卒園式を終えても「明日は幼稚園ある?」と言っていて何を卒園したのかわかってないようだったが、現実を受けいれ、小学校へと進むことにしたようだ。
 入学式に徒歩で向かったが、娘氏は50メートルごとに車に轢かれそうな動きをするので残機がいくつあっても足りない。集団登校のセンパイ方の教育効果を期待するしかない。
 
■2021-04-30 : パラオのことば
 太平洋にうかぶパラオという島国がある。

 大航海時代にスペイン領となり、スペインが衰退するとドイツ領となり、第一次世界大戦後に日本領となった。それから第二次世界大戦が終わるまで日本領であり、戦後アメリカの統治を経て独立。それゆえパラオ語には外国語から借用された言葉が数多くある。
 特に興味を引くのはパラオ語に取り入れられた日本語の数々で、Wikipediaの「パラオ語」の項目にも多くの例が挙げられている。

 歴史的経緯から、パラオ語における日本語からの借用語は非常に多い。…(中略)…日本語教育を受けていない若い世代や子どもたちも「それが日本語由来であると意識せずに」用いており、定着につながっている。

パラオ語 - Wikipedia
 「デンキ」「デンワ」「ベントウ」などの単語が外来語として使われているのみならず、何かが得意なことを「モーレツ」と言ったり、ビールを飲むことを「ツカレナオス」と言ったり、「おいしい」の意味で「アジダイジョウブ」と言ったりするなど、独自の進化を遂げた日本語が生きているらしい。


 しかし……「Chazi daiziob(アジダイジョウブ)」は地理の教科書にすら載っているが、よく考えると妙ではないだろうか。「おいしい」に相当する言葉が外来語? じゃあ日本人が来るまでパラオの人は旨いものを食ったとき何て言っていたんだ?
 仮に何か「おいしい」に相当する現地の古語があったとして……旨いものを食ったときの言葉なんて、どの国だって「セボン!」だの「ボーノ!」だの「ハオチー!」だの短い発音でパッと出るものだろう。それが「味・大丈夫」なんていう2語の外来語に置き換わるか? 置き換わるとしたら「おいしい!」のほうじゃあないのか? 不自然だ。

 さてはパラオにやってきた兵隊さんはろくに補給もなく、味が大丈夫かどうか怪しいものを食べるのが日常だったのか……現地の人がその様子を語り継ぎ……悲しい物語だぜ……いやまて、第二次大戦が始まる20年前からパラオに日本人はいたはずだ。この仮説はおかしい。


 しかしwebの海には普通にアジダイジョウブの情報があふれており、「そうはならんやろ」「なっとるやろがい!!」の力で納得するしかない……と思っていた。しかし今月のはじめ、突然Twitterの俺のタイムラインに、在パラオ日本国大使館の公式アカウント(@OfPalau)の「日本語由来のパラオ語」についてのバズツイートが流れてきたのである。
 俺は勇気を出して上記の質問をリプツリーにぶらさげた。相手は大使館である。普段の俺ならこんな軽薄にリプライなどできない。しかしなにしろバズっているので、多くのリプライや引用RTに埋もれるかもしれない。そんな尊大な羞恥心と、臆病な自尊心が俺にリプライをさせた。
 そして、その結果、在パラオ日本国大使館からのお返事をいただくことができた!

古来のパラオ語のみで「おいしい」を表す「ウンギル・ア・テレムテムル」と言っていたかもしれません。
現在、特に若い世代は「ウンギル・ア・アジ」や「オイシイ」を使います。「アジダイジョウブ」はあまり一般的ではありません。

@OfPalau 午後7:03 · 2021年4月8日
 やはり「おいしい!」は使われていた! よかった……味が大丈夫かどうかわからないものばかりを食べていた兵隊さんはいなかったんだ……(いたと思うよ)。
 疑問が晴れ、大使館のTwitter担当者様に深く感謝するとともに、このアジダイジョウブの補足情報をweb上に刻み込むべく、こうして記事に残しておくことにします。