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◆不定期日記ログ◆

LOG 2015-03

■2015-03-01 : 実写映画『北斗の拳』
 どうしたことか実写映画『北斗の拳 ~FIST OF THE NORTH STAR~』を観る機会に恵まれた。
 どんなスゴイものなのかは次のサイトの解説をご覧頂きたい。

 実写版映画「北斗の拳」 : a Black Leaf

 予算の都合か特撮の限界か、北斗神拳も南斗聖拳も数回しか出てこない。
 特にケンシロウVSシンの決戦では途中からただのカンフーアクションと化すので、「北斗神拳を使うまでもなかったぜ……」的な不可解な余韻を残す。

 ただ幸運なことに吹き替えで観ることができたので、何もかもアメリカンバイオレンスアクションな映画の中で、神谷明の声だけが俺を『北斗の拳』の世界につなぎ止めてくれた。
 いっそつなぎ止めてくれなければ、マッドマックスみたいなものとして観られたのかもしれない……声の力を思い知った形だ。
 
■2015-03-14 : 神戸レポート
 ちょっと神戸方面に行ってきました。

宝塚大劇場
 宝塚歌劇っつーのは初めて観ましたが、なんていうかこの舞台の上に女性しかいないっていうのが信じられない空間ですね。冷静に声だけ聞けば、ああ、宝塚の男役だなって感じの声なんですが、これがお芝居と組み合わさると全然違和感がないんですね。美形主人公だけでなくオッサンも完全にオッサンなんですね。この技術すごいと思います。
 ときどき舞台の端から反対側の端にワープしてない?みたいな場面もあり、かなりの鍛錬が感じられて大変よかったです。

キリン三田工場
 こちらはキリンの一番搾り工場。
 一番搾り麦汁を飲むことができたんですがこれが大変甘いんですね。砂糖が入った濃い麦茶があったらこんな感じかと思いましたが、この糖分がぜんぶアルコールになってしまうというのはなんかもったいないような気もします。ところで二番搾りはどこに行ってしまうのか説明がなかったんですがそれは……。
 大麦と小麦をブレンドした新作ビールも飲めるんですが、ビールが苦手な人はキリンレモンで割ることも推奨してくれるたいへんおおらかな試飲コーナーでした。

神戸牛
 もちろんKOBEBEEFもいただきました。
 クリックすると飯テロ用の拡大画像が出ますのでご活用ください。
 牛 それはすばらしい 牛の肉 それはすばらしい すばらしい
 
■2015-03-17 : ぼうけんのしょとは一体何か
 ドラクエの「ぼうけんのしょ」はいったいどのように実装されているのか?
 先に断っておくがゲームプログラミングの話ではない。
 遠くの町に一瞬で移動したり、死者を蘇らせたりする「じゅもん」があるドラクエの世界で、あの「ぼうけんのしょ」はどういう位置づけなのだろうかという疑問である。


 最初は、勇者たちが持っている不思議な本だと思っていた。
 神父さんや王様など、特殊な技能を持っている人のところへ持っていき、自分たちの情報を書き込んでもらう仕組みだと思っていた。だが説明書には機能の説明だけで、そんなことは書かれていない。

 この設定だと、書き込みはともかくとして、読み出し……特に全滅後の処理に無理が生じる。
 勇者が持ち歩いている設定だと、全滅したときに死体と一緒にぼうけんのしょが野ざらしになってしまう。これはいけない。死亡したときに所定の場所まで死体を運び蘇生させる呪文(いわゆるデスルーラ。利用料は所持金の半分)が込められているのかもしれないが、そんな複雑な処理ができるならもっと他に活用されているのではないか。

 倒れたパーティの死体とぼうけんのしょを教会まで運ぶサルベージ業者(報酬は所持金の半分)がいるのでは、と妄想したこともあったが、これも微妙に違和感がある。全滅すると、勇者のパーティは最後に記録した場所に戻されるが、それは必ずしも「最寄りのセーブポイント」ではない。サルベージ業者ならこんなことにはならないはずだ。


 となるともう、ぼうけんのしょを勇者が持ち歩いている設定は捨てるしかない。
 ぼうけんのしょは、神父さんや王様がそれぞれ持っているのだ。記録のときのセリフを見てみよう。

「そなたらの たびのせいかを この ぼうけんのしょに きろくしても よいかな?」(DQ3)
「そして このぼうけんのしょに きろくしても いいですかな?」(DQ4)

 どちらも「この」と言っている。手元にあるのだ。
 どこの教会でも読み出せて、書き込めるということは、ぼうけんのしょはiCloudやDropboxのような、クラウドストレージ上に存在すると考えるほかないだろう。それを彼らは「神」と呼んでアクセスしているのだ。勇者のバイタルサインが消えたときには最後に立ち寄った教会になんらかの連絡が行く仕組みになっていて、読み出しの儀式を行うのであろう。


 さて、ぼうけんのしょといえば無慈悲にロストすることでも有名だ。
 我々が便利に使っているクラウドストレージの数々が、突如サービスを停止してもうろたえぬよう、日々備えておくべしとの思いを新たにした。
 
■2015-03-19 : プラステン
 あいりさん用意識高い系おもちゃ・PLUS10が届いたぞ!

現代の日本、「遊び方のレール」を敷かれたおもちゃが多いなか、このプラステンは自由なおもちゃです。
説明書はありません。
子どもの自由な発想に任せる事により、どんなおもちゃにも変わる事ができ、どんな遊びにも混ぜる事ができます。

プラステン<PLUS10> Nic/ニック社
 自由な発想……
 ヒャアがまんできねぇ!さっそく仮面ライダーオーズごっこだ!(パパが)
プラステン
You count the medals!
 このあとも花京院の魂を賭けるごっこなどをして自由な発想で楽しんだ。(パパが)
 
■2015-03-22 : 痛快ブギウギ通り
 『おかあさんといっしょ』を観ていたら、「ボログツブギ」が流れてきて一瞬で幼い日に引き戻された。
 けっこう我々の時代から脈々と歌われている曲は多いようだ。
 しかしブギとはまたシブい。
 
 「我々の世代ならともかく今の子どもにブギウギは古すぎるのでは……」

 「私たちの世代もちょっとブギウギって感じじゃなかったと思う」

 「いや、そんなことはないだろう。俺だって子どもの頃は子守歌に『おっかあ……ブギを聴かせてくれヨ……ブギウギをヨ……』ってせがんだもんだぜ」

 「いやな子どもだな」

 「でもみんなブギーな胸騒ぎがしたら超ベリベリ最高ヒッピハッピシェイクだっただろ?」

 「それは一理ある」

 結論としては「別に古くはなく、ブギのリズムには普遍性がある」ということになった。
 決して東京ブギウギやスモーキン・ブギばかりがブギではないのだ。
 
■2015-03-29 : 3月のあいりさん
 あいりさんは初節句を迎えた。
ムーディー
 両家の実家の援助で雛人形を買ったものの、現状こんなものをあいりさんの実効支配地域に置いておけば、1分も待たずに戦闘に巻き込まれ、本人の手によってバラバラにされるであろう。やむをえず非戦闘地域(あいりさんの手の届かないカウンターの上)に安置したが、貴重な非戦闘地域のかなりの面積を雛人形が占めてしまうのがつらい。春~初夏に女の子が生まれた家は皆こんな感じになるのだろうか。


 あいりさんは拍手をするようになった。バイバイはまだ制御できていないが、まれに両手の手のひらを相手に向けてひらひらさせる様子が見られるようになったのでまもなくであろう。アカチャン器用さの高まりを感じる。


 あいりさんはつかまり立ちから手を離し、ひとり立ちをするようになった。
 どうやら「立っていたい」という欲望と「おもちゃを両手で持ちたい」という欲望がかけあわさって、ひとり立ちへと向かっているようだ。どちらか一方、もしくはそれぞれを順番にやっていたのでは進化はない。「二兎を追う者は二兎とも取れ」とおばあちゃんも言っていた。
 つかまるものが無い場所でも、ハイハイの姿勢から足をふんばってひとり立ちに移行する姿も見られるようになった。これに成功すると周囲が「すごいねェー!」と言って拍手をするため、反射的に自分も手をパチパチしてバランスを崩してしまうのが面白い。倒れ込む感覚も新鮮なのであろう、フートンの上だとひとり立ちからの倒れ込みアタックを繰り返していることもある。ご両親が寝ていようと平気でやる。あいりさんは無慈悲である。


 あいりさんはやたら指をさすようになった。
 思わずE.T.ごっこをしたくなるくらい指をさしてくるので楽しいが、出先でまれに見ず知らずのひとを指さしまくるのはタイヘン・シツレイなので控えてほしい。一応、指をさしたものについては「それはにゃーにゃ」「それはぶーぶー」「それは3月10日(カレンダー)」と逐一オーディオガイドを入れていて、にゃーにゃくらいは覚えた感がある。ただ、虚空を指すことのほうが圧倒的に多い。


 あいりさんはスチロールの箱をほじる。
 まめに爪を切っているのだがとにかく指先に力をこめてほじる。そして採掘したスチロールのかけらを食す。これは非常によくない。よくないのでスチロールの箱をしまったら、今度は箱があったあたりの床(プレイマット)や壁紙をほじりはじめた。カベヲホジッチ監督なのか。さすがにプレイマットを削り取るほどのアカチャン握力はないとみえるが壁紙は困る。ネコチャンのような真似はやめて欲しい。


 移動力を得たため、寝かしつけはまた複雑になった。
 意識があるうちはとにかくハイハイしたがるため、フートンに寝かせてもすぐに脱出して遊び始めてしまう。ミルクをぶちこんで即ねんねのときは助かるが、そうでないときはもはや「静」の寝かしつけでは埒があかない。そこであいりさんをおんぶして歌い踊るという「動」の寝かしつけが功を奏することが多くなった。なぜ赤子がこんな方法で寝るのかはわからないがよく寝る。ただしご両親のライフが減る。


 あいりさんは相変わらずうつぶせで寝る。
 わかりやすくいうとマケボノの姿勢、場合によってはほとんどDogezaの姿勢で寝る。「起きるんじゃあ……わしゃあまだ遊ぶんじゃあ……!」と熱望しながらも睡魔に敗北した心境を感じさせる寝姿である。
 それだけならまだいいが、朝方になるとワイフのフートンに頭から潜りこんでいくので困る。ひどいときにはワイフのフートンからあんよが2本ニュッと出ただけの状態で発見される。新鮮な空気が欲しくはないのだろうか。とても心配になるがよく寝ているので下手に触らないことにしている。


 以上、生後11ヶ月を迎えたあいりさんの記録。