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◆不定期日記ログ◆

LOG 2008-07

■2008-07-05 : スカイクロラ
 映画『スカイ・クロラ』の公開まで一ヶ月を切った。
 森博嗣の原作も、このシリーズ第一作目だけは読んだ。

 この作品は、主要キャラ二人の名前が「クサナギ」「カンナミ」という、静岡県民にとっては他人とは思えない共通点を持っている。

 聞くところによると、映画版監督の押井守は熱海に居住地点をもっているとか。
 これはますます静岡県民としては目が離せない展開になってきた。

 きっと静岡県の駅名にちなんだ、映画オリジナルキャラとかが出てくるに違いない。
 俺は「ナガイズミ・ナメリ」あたりに期待をかけている。
 
■2008-07-07 : 白いとび羽根
 昨日、清水の七夕祭りへ出かけて、短冊に「おりひめと ひこぼしが しあわせになれますように」と左手でたどたどしく書いて吊してきた。
 我ながらすばらしい偽善だ。
 
■2008-07-14 : 青い鳥妄想群
 メーテルリンクの「青い鳥」の主人公といえば、チルチルとミチルの兄妹だ。
 チルチルはまあ児童文学的なネーミングで良いと思うが、
 ミチルという名前はあまりにも和風すぎないか。
 メーテルリンクは日本びいきのベルギー人だったのか?

 一つの仮説を立てた。
 「青い鳥」の原作はフランス語で書かれているらしい。
 実はミチルはミシェル(Michel)で、これを訳した日本人が「み…ミ、チル?」と発音してしまいそれが採用されてしまったのではないか?
 
 「じゃあチルチルの方は何だったんですかね」
 「えっと…チャーチル(Churchill)とか?」

 ここでまさかのイギリス人かよ。


 まじめに調べてみると、原作ではTyltylとMyltylになっている。
 ミルティルという語感は日本人にはなじまないだろうということで、訳者の堀口大学が変えたのだろう。
 我ながらいい仮説だと思ったのだが残念だ。
 
■2008-07-15 : マゴ腐女子
 うちの職場では、小学生にアンケートをとる事がある。

 年配の担当者は、ときどきこのアンケート結果に悩まされることになる。
 世間が狭い小学生は、説明ナシで固有名詞や略称を書いてくるからだ。
 「モンハン」とだけ書かれても担当者には理解できず、グーグル先生ないしは部内の若手に質問をするはめになる。

 今回の質問も、そんな流れで持ち込まれたものだった。
 アンケートのテーマは「自分用のパソコンがあったらしたいこと」、対象は小学校6年生、無記名。
 回答欄には「BLや夢小説のサイトを見たい」

 「このBLっていうのがよくわからないんだけど」

 …僕もソッチの世界についてはよくわかりません。



 思い違いだと信じたい僕は、すがるような思いで「夢小説」を検索したが、案の定801作品がひっかかった。
 BLはボーイズラブの略、担当者、覚えた。

 「少年漫画とかに出てくる男性キャラクターがかっこいい、なのでその男性キャラ同士をカップルにして漫画や小説を作るのが、BLっていうジャンルです」
 「それって要するに…ホモってこと?」
 「おおまかに言えば。」

 脳内に響く「ホモと801は違うんです><」というツッコミを押さえつけて僕は答えた。
 腐女子の低年齢化はなにも今に始まったことではないが、無記名とはいえ親も見るアンケートにまで出現するとはなんと無邪気なことだろう。
 801にすぎる。日本はどうなってしまうのか。
 
■2008-07-21 : 軽井沢五人男
 軽いっ…!
   ざわ…
    ざわ…

 軽井沢に避暑に行ってきました。
 男五人で。
 もうこの段階で珍道中の予感しかしない。

 最初は「蒲田☆午後九時 Don't be late」ということだったけど、らっさんが単独でレンタカーを品川駅まで回してくれることになったので、品川☆午後十時に変更。
 集合時間を夜に設定したのは、夜中に移動して渋滞を避けようという方針だ。

 品川駅のスタバには既にDS版DQ5を進めているムッシュの姿があり、
 程なくして「お前ら見える位置に座ってろよ」と文句を言いながら、短髪になったらっさんが到着し、
 じょうろ来ねぇなと話しているとタイミング良くじょうろが現れ、
 案の定セナは一番最後だった。

 よいかセナ。
 我々はインペリアルクロスという陣形で移動する。
 運転力の高いらっさんが運転席、
 後部座席をムッシュとじょうろが固める。
 お前はさらに後部座席に座る。
 お前のポジションがいちばん出入りが面倒だ。
 安心して乗り込め。
 俺?俺はBGM担当なので助手席だよ!

 こうして満月の夜、五人の男は軽井沢へと旅だった。
 しかし、この軽井沢旅行があのような惨劇を生もうとは…
 ほぼ全員が、うすうす感づいていた。

 日付の変わってしばらくしたころ、軽井沢に首尾良く侵入。
 渋滞がないと意外なほど早い。
 とりあえず軽井沢駅に車を停め、宿泊地となるムッシュの会社の別荘の位置を確認する。
 肝心のムッシュはじょうろとモンハンに興じていたため、地図を奪い取って周辺施設をカーナビにぶちこんだ。

 奪い取った地図は広域と周辺図の二枚だったが、どちらもアバウトなもので、現在地の把握には大変苦労をした。
 カーナビを頼りにだいたいの位置に向かったが、どうしても周辺図と地形が合わない。
 それもそのはず、広域地図についていた印は「このへんにオススメの温泉があるよ☆」というムッシュの上司の思いやりあふれる情報であり、肝心の別荘の位置は記されていなかったのである。
 てめー早く言えッ!モンハンやってんじゃあねえ!

 広域地図が役に立たないことがわかったので、今度は周辺図を見て、近くの神社の名前をカーナビに入力して逆方向へ発進。
 神社の前に辿り着いたがやはり周辺図と地形が合わない。
 それもそのはず、この神社は同名の神社が存在し、本命のほうはカーナビに載っていなかったのである。
 コノヤロウ!!別の目的地だ!!

 ほぼ軽井沢を一周する形になったが、どうにかこうにか別荘地に到着。
 この段階で午前3時半を回っていた。
 …が、早く長野入りしたこともあって、まあここまでは想定していた範囲の時間だ。

 さて肝心の別荘はどこか、そいつが大問題になった。
 なにしろ手がかりは公式webサイトで見た外観と表札のみ。
 深夜、街灯もロクにない山道である。
 ヘッドライトを頼りに表札を探すが、まったく手がかりなし。
 結局夜が明けた。
体育すわり
明け方、山中、途方にくれる
 完全に日が昇ったあと、記憶を頼りにケータイからwebサイトにアクセスし、手配書を作成。
 広い別荘地を一気に車で捜査すると、ようやく写真の建物が見つかった。
 頼りにしていた表札は、出てなかった。
手配書
手配書の建物だァー!
 力尽きた我々は、布団を出すことすら面倒で、そのへんでテキトーに仮眠したのだった。
 
■2008-07-26 : 軽井沢五人男・内容
 軽井沢の回想。

 到着するまでの悲惨な行程で死んだように眠った五人の男たちだったが、お昼過ぎにさすがに腹が減ったらしく起床。
 俺なんぞ徹夜で歩き回ったときは、腹はへらねえ眠くならねえで
 「正直もう俺の体は生きるのを諦めたんじゃあないだろうかジョルノ」
 と思っていたがちゃんと眠くなったし腹も減った。よかった。
 「腹が減る」ってコトは「生きる」ってコトだな。

 ■ONSEN-ART
 男たちは疲れ果てた体を癒すために温泉へ行った。
 体力回復には温泉。MOTHERの鉄則を地でいく男たちである。
 メシも食って回復完了ッ!

 ■トリックアートの世界
 回復したはいいが、特に観光の目的地を決めていなかった男たちはいきなり路頭に迷う。
 仕方なくコンビニで観光案内を手に入れ直感で決めた。というか俺一人で決めた。
 目的地は旧軽井沢森ノ美術館だッ!
 ここはアホ写真のメッカ…全国各地からアホ写真を撮りに強者が集うッ!
 そんな気がしたから行ってみただけだったが完全に期待通りでマジ良かった。

 ■白糸の滝
 ここ長野にも白糸の滝があると聞いた。
しらいとのたき
白糸の滝
 なるほどこちらの白糸の滝はパノラマがスゴい。
 だが俺は静岡の白糸の滝に軍配をあげたいッ!
 たとえアウェーでも負けるわけにはいかんのだ!

 ■第2夜
 男の料理といえばバーベキューよ!
 別荘にバーベキューセットがあったのでしこたま焼いた。
 串焼きの串まで焼いた。

 ■ぉお館さまああー!!
 3日目、寝坊するムッシュを全員が寝坊させっぱなしにして、結局お昼ごろ出発。
 浅間山を横目で見ながら長野県を東に食い込む。
うえだじょう
上田城跡到着!
 ここ上田城は六文銭の勇将、真田幸村の城だ。
 神社があったので、50円を投入して「どうかCAPCOMとKOEIを許してください」と祈願した。
 あと、櫓の中に「鳩が入りますので~」という注意書きの張り紙があったが、達筆すぎて「鳩が入りますぞ」に見えた。
 真田昌幸の伝言、確かに受け取った。

 ■おね☆てい
 山をガンガン越えて木崎湖へ。明日へと続くこの道を。
 北アルプス線ののどかな駅と綺麗な湖を堪能。
 なんか昔アニメの聖地として盛り上がったそうだけど、不勉強ながら元ネタ知らず。

 ■第3夜
 ソバ食ったあと、別荘へ。
 高原でやるスマブラと麻雀は最高だぜぇーっ!
 あれ?いつもと変わらなくね?

 ■最終日
 森ノ美術館へ行ったときに旧軽井沢の観光地っぷりが気に入ったので、そこでお土産祭りを開催。
 腸詰屋の腸の詰めっぷりといったら腸サイコー。
 帰りは渋滞が心配されたが思ったほどではなく、運転担当の俺は鼻歌交じりどころか熱唱状態だったという。

 軽井沢の旅で得たものは大きい。
 とくに、この旅行中に見事ミルドラースを倒したセナのDQ5への没頭っぷりは特筆。
 
■2008-07-31 : バタフライカウンター
 非常に困ったことに、蝶は「一頭、二頭」と数えるのが正式らしい。

 なぜそうなのかは諸説あって、どれも納得がいかない。
 一番有力なのは、欧米では虫は基本的にheadで数えるという慣わしがあって、明治時代にそれがコレクターや学者の間に広まった説。
 もしくは、コレクターの間では、蝶の標本はアタマが取れてると価値がないので、headを重視するという説。
 いろいろあるがどうもしっくりこない。

 なので「猪も鹿も頭で数えるのだから蝶も頭で数えるべき」という「猪鹿蝶説」を支持することにした。
 俺がさっき編み出したばかりの新説である。
 ぜひ広めて欲しい。