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◆不定期日記ログ◆

LOG 2006-06

■2006-06-05 : ダヴィ・ンチ・コード
 風邪で数日間身動きが取れなかった。
 身動きが取れないなりに会社へは行っていた。
 今では反省している。

 さて、そんなわけでずーっと書けなかった『ダ・ヴィンチ・コード』のお話です。
 文庫本を読み終わりました。映画はまだ観てません。
 「ダヴィチンコード」でググッたらスデに200件オーバー。このネタ破棄。
 …それじゃあできるだけネタバレしないように語るか。

 小説を読み終わってみて一番気になったのは、この物語の主な部分がぜんぜんダヴィンチのコードでない点である。
 ダヴィンチの仕掛けた暗号の話は、作中でのうんちくに使われるのがほとんどで、主となるのは冒頭で殺害されるシオン修道会の偉い人(ヒロインの祖父)が仕掛けた暗号を追う部分だ。
 ダヴィンチが、あるいはシオン修道会が隠した聖杯の話ももちろんそれに絡んでいるのだが、聖杯の正体よりも、ヒロインが祖父から聞き損ねた「家族にまつわる大事な話」の正体のほうに何度も伏線が張りなおされる。

 これダヴィンチの話じゃないじゃん。
 密室からの大脱走から始まって、意外な犯人とか、死んだと思っていた人間が実は!とか、事件解決後に事件の真の姿が明らかになったりとか、ミステリ好きにはたまらない小説じゃん。
 教会の人がマジレスするにはちょっとお門違いだろ、これは。
 マジレスするならもっと聖杯研究を主題にすえた本にマジレスすべきだと思う。
 でもオプスデイの人がマジレスするのはしょうがないかなあと思った。
 
■2006-06-09 : ジョジョに奇妙な文学作品
 あすなろ物語~黄金の旋風~

「あすは檜になろう、あすは檜になろうと一生懸命考えている木よ。
 でも永久に檜にはなれないんだって!
 それであすなろというのよ」

「オイ冴子…さっきからうるせえぞ、
 『あすは檜になる』『あすは檜になる』ってよォ~~
 そういう言葉はオレたちの世界にはねーんだぜ…

 『あすは檜になる』…そんな言葉は使う必要がねーんだ…
 なぜなら、檜や、檜たちの仲間は、その言葉を思い浮かべた時には!
 実際に檜になっちまって、もうすでに終わってるからだッ!
 『檜になった』なら使ってもいいッ!」


 あすなろ物語~ファントム・ブラッド~

「あすは檜になろう、あすは檜になろうと一生懸命考えている木よ。
 でも永久に檜にはなれないんだって!
 それであすなろというのよ。
 ところで明日って…いつの明日よ?」

「あ…明日さ…」

「鮎太…あんたの一番怖いことってなあに?」

 パッシィァ!(平手)

「一番怖いのはこの痛みなの?
 あんた…大人になっても檜になれない方がもっと怖いとは思わないの?」


 最終的におせっかい焼きの信子・E・O・スピードワゴンに
「こいつはくせえッー!翌檜以下の臭いがプンプンするぜッ―――ッ!!
 明日は檜になるだと?ちがうねッ!こいつは何になろうとも思ってねぇッ!」
 とか言われる始末。台無しだ。
 
■2006-06-11 : ダヴィン・チ・コード
 で、映画のほうの「ダ・ヴィンチ・コード」を観てきたよ。
 ネタバレに踏み込むけど暗号で書けばいいよね。
 「我こそはソニエールに暗号解読を叩き込まれた」っていう人は読まないこと。

 でもしまった、暗号なんて書けないや。なんとかぼかして書こう。

 個人的にすっごくもったいない感じがした。
 実際「うまいなぁ」と思った点はいっぱいある。モニョスとかの過去話を映像のフラッシュバックでまとめたり、ムニョムニョのゴニョゴニョ恐怖症の伏線をちゃんと消化してラストシーンにつなげたり、携帯を大活用したり、モリョモーリョとムニーの血縁関係をやめて「まるでスーパーサイヤ人のバーゲンセールだな」状態を解消したりとか、そのへんの工夫は素晴らしかった。

 もったいないと思ったのは、小説で何度か蒸し返して伏線を張った、祖父が伝えたかった「家族にまつわる大切な話」の事がかなり無視されてしまったところだ。そのせいで暗号を解き終わって家族の謎を知るあたりが唐突すぎるんだ。
 あと「導師」が正体を明かすシーンも驚くほどあっさりなのももったいなく感じた。小説のタメてタメてタメてそう来たかー!っていう感じが良かったのに残念。
 もういっそ聖杯の過去話とか省略しちゃえば良かったのに。でもそうするとダ・ヴィンチ関係なくなるので話題性ゼロで残念なことになる。

 それからオプスデイの人たちが哀れ。この人たちが悔い改めるシーンは、ファーシュがどこまでマジだったのかまったくわからなくなる良い場面だったんだけど案の定削られてた。せっかくのジャンレノがただの駄目な人になってしまってもったいない。
 やっぱり本物のオプスデイの人がマジレスするのはしょうがないかなあとか思った。

 小説のちょっとラブラブだけどバーゲンセールなENDと、映画のゴニョゴニョ恐怖症とからめた神聖な感じのENDと、どっちがいいかはちょっと甲乙つけがたい。
 小説読んでない人は全然違う印象を持つんだろうな、コレ。
 
■2006-06-13 : アニバーサリー
 5周年!?

 このサイトがワンサイドフラットを名乗ってもう5年!
 5年っつったらオメー、小学校に入学した奴が5年生だぜ。
 「あいうえお」の練習してた奴がもう「大造じいさんとガン」を読むんだぜ。
 ごめんあんまり凄くない。

 そういえば、一念発起してCsideの鯖に移動したのも、4年前の今日だった。
 あの時も世間はワールドカップをしていた。
 今も世間はワールドカップをしているが、4年前をはるかに凌ぐ勢いで興味ない。
 むちむち青年隊のケラチン君がーんばれぇー。
 
■2006-06-15 : みんな病んでる
 写真週刊誌レベルのネタになるけどよぉーっ…

 「鬼母」?「バカッ母」?
 写真週刊誌たるものが、なぜそんな使い古された単語を使う!
 いまや時代は「心の闇」だぞ!具体的にはよくわかんないけど。
 現代人は病んでるんだぞ!具体的にはよくわかんないけど。

 こうなったら俺が新世代の単語を提唱する!

 「病んママ」

 これだ!
 以降母親がなんらかの事件を起こしたときはこれだ!
 
■2006-06-16 : ロマンはどこだ
 いまさら『陽気なギャングが地球を回す』読了ッ!

 ひさしぶりにスカッとする小説を読んだ。
 こういう爽快感がある小説は、ともすると中二病患者っぽい雰囲気になってしまって痛々しいものだが、これはそれほど斜に構えた感じもなく、スッキリと読み終えられた。

 でもどうせアレだろ、お前ギャングって聞くと「僕は、ギャングスターになります!」とかすぐに連想するクチだろ。
 いいよわかった。そんなお前の興味を引くように、ジョジョにたとえて感想を書いてやる!

 主な登場人物は4人。
 普段は公務員だったり派遣社員だったりするが、副業で銀行強盗をやっている。

 リーダーは成瀬。
 ブチャラティのごとき判断力と、ジョルノのごとき冷静さを兼ね揃えた最強のリーダーだ。
 相手の表情から嘘を100%見破るのが特技。

 そして成瀬の友人の響野。
 とにかく喋る人。喋りまくって状況を読者にわかりやすくしてくれる。
 たとえるならミスタ。キャラのポジション的にもミスタ。

 スリの名手、久遠。
 動物好きの少年で、その無邪気な様子はまさにナランチャ。
 主に情報収集(スッたアイテム)の方面で活躍する。

 紅一点の雪子。
 ムーディ・ブルースより正確な時間記憶を持つクールビューティ。
 しかし息子のことになるとすごい執着心をあらわし、そのキレっぷりはフーゴを凌ぐ。

 この4人が、銀行強盗のあと別の事件に巻き込まれ、さらにえげつない銀行強盗犯と対決するお話。
 複線もポンポン消化してくれるし、時系列が前後するわりにはテンポも良い。「お前が攻撃してくるということを俺が予測している、ということをお前は予測していた、ということを俺が予測していなかったと思うか?(ジョジョ4部)」的な爽快感を味わいたい人に超絶オススメの一冊でした。

 個人的には、成瀬さんの嘘発見能力があまりに強力でバランスを崩しているので、表情だけじゃなく汗を舐める必要があるとかそのくらいの縛りをつけたほうがいいと思った。
 この味は嘘をついている味だぜ。
 
■2006-06-20 : 3Dやきそば
 かたやきそばを作ったが大ピンチだ。

 ぼくの持っている一番大きな皿と、かたやきそばの麺の直径が、ほぼ等しい…ということに、作ってる最中に気付いた。

 皿の中はかたやきそばの麺でいっぱいだ。
 このままではせっかくあんかけを作っても、それを流し入れる空間がない!
 いったいこのあんかけをどうしたらいいんだ!
 もうダメなのか!大きな皿を買ってくるしかないのか!ぼくの持っている皿ではもう限界だというのかーッ!

 こんなときはッ!
『注意深く観察して行動しろ』…だぜ。

 観察というのは…見るんじゃあなくて観ることだ…
 聞くんじゃあなく聴くことだ。

 でないと…食事にありつけないことになるぜ…!

 …。
 ……。

 …よく観察すると…こいつ『弱点』があるぞッ…!

 それにムカついてきたッ!
 なぜ『かたやきそば』のためにぼくがビクビク後悔して『お願い神様助けて』って感じにうろたえなくっちゃあならないんだ?
『逆』じゃあないか?

 どうして食事を無事に始められるのなら『買い物カゴかかえて雑貨屋で大きな皿を探しているほうがズッと幸せ』って願わなくっちゃあならないんだ…?
 ちがうんじゃあないか?

 ぼくに合わせるのは『かたやきそば』ッ!きさまの方だァアーッ!!
そびえるかたやきそば
発想を三次元的に
 ぱりぱりして
 うまかっ
  です
 
■2006-06-24 : えも子の耳がー!!
 えも子の耳がー!!
けんかのあと
 改札を通っているー!!(しかも自動でないやつ)

 さては切符切りを持った梶井基次郎の霊にでも出会ったか。
 
■2006-06-25 : TOKOSHIEまでもそばにいて
 ふとBUMP OF CHICKENが聴きたくなって、BUMPフォルダをランダム再生した。

 なんかBUMP聴くの久しぶりだなぁと思っていたら、「K」「ダンデライオン」が立て続けにかかって、不覚にも涙が出た。
 自分でも不思議なくらい涙が出た。
 体の中に溜まってた悪いものが排出されるような感じでボロンボロン流れた。
 鼻水もズビズバ出た。

 やっぱりBUMPの曲はいい。

 直後の選曲が「OTOGAMEはーと」でなければもっとよかった。
 チクショウ!この涙をどこへ持っていけばいいんだ!!
 
■2006-06-26 : 取材先の小学生VS俺
小「今カメラで撮った?」

俺「いや撮ってない撮ってない」

小「嘘だ!(ストロボが)光ったもん!」

俺「ああ嘘だぜ!」

小「なんで嘘ばっかつくのー」

俺「大人はみんな嘘つきなんだよ!」

小「嘘つきは泥棒の始まりだよ」

俺「ごめん今のも嘘」

小「えー?」

俺「大人は嘘しか言わないから。もちろん今のも嘘だけど」

小「???」

 小学生相手に初歩的な論理パラドックスを繰り出す大人。
 
■2006-06-30 : トラブルシューティング
 年配の方が、パソコン操作でヘルプを発した。
 それに対応した人の言葉。

「あーこのエラーは、理屈じゃない。
 理屈じゃないときは、再起動。」

 至言だ。
 この言葉さえ覚えておけば、初心者のWindowsのヘルプはバッチリだ。