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◆不定期日記ログ◆

■2020-04-01 : 古事記にも書いてある
 先日このような情報が入ってきて思うところがあったので、書く。

 将棋ライターの松本さんが「ひえー」と驚く棋士たちの歴史に切り込む記事である。「ひえー」と発声するのは将棋界ではポピュラーな驚き方らしい。
 いったい我々日本人はいつから「ひえー」と悲鳴を上げるようになったのだろう。アイエエエでは駄目だったのだろうか。何か語源のようなものがあるのだろうか。

 時代劇などを思い返すと、「ひえー」よりもさらに古い悲鳴に「アーレー」がある。ヨイデワ・ナイカ・パッション重点は歴史あるわいせつ行為であり、 仕掛けられた女性は皆「アーレー」という悲鳴を上げるものであると古事記にも書かれている。

 ここで聡明な読者の皆様はお気づきになられたであろう。そう、奈良時代の舎人、謎めいた『古事記』の編纂者、「稗田阿礼ひえだのあれ」のことである! 彼もしくは彼女の恐るべき暗誦力によって古事記は編まれ、その能力に奈良の誰もが驚嘆の声を……



 ……という論調で妄想を書き切ろうと思っていたんだが、なにしろ最近毎日がエイプリルフールのニュースかっていうような信じがたい報道ばかりで、そのうち古事記のことなどどうでも良くなってきてしまった。一年前に戻って今の状況を報告しても誰も信じはしないだろう。ここまでトゥモローがネバーノウズな状況は体験したことがない。もはや我々は、とどまる事を知らない時の中で、移りゆく街並みを眺めているほかないのだ……。