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◆不定期日記ログ◆

■2018-08-27 : アマゾンの尖兵アレクサ
 なんかアレクサが来た。
Amazon Echo Dot
アレクサことAmazon Echo Dot

 AIスピーカーというとおまえたちはすぐ「で、何ができるの?」というテンションになりがちだ。だがその姿勢は完全に間違っているといえる。
 俺はちょい前までCSMオーズドライバーを買うべきかどうか非常に迷っていた。当然これは買ったところで何ができるわけではない。ただ光と音が出てカッコイイし、所持しているというだけでテンションが上がる。つまり俺はAIスピーカーもそういう類のものだと認識している。

 しかしそうはいっても、インターネットに接続された、音声で操作できる装置というのは意外と我々の需要の穴を埋めてくれるものだ。「アレクサ、○○って何?」と聞くと Wikipedia の項目を読み上げてくれるので、これを娘氏に使わせたらいろんな言葉を教えてくれるかもしれない。

 ぼく「アイチャン何でも好きな言葉をきいてごらん」
 娘氏「あれくさ、キャンプってなに?」
 アレクサ「こんな説明が見つかりました。アメリカ合衆国所在の29チーム及びカナダ所在の1チーム、合計30球団により編成される、世界で最高峰のプロ野球リーグであり……」
 ぼく「アレクサ、止めて」

 娘氏とアレクサは果たして仲良くなれるのだろうか。



 音楽についてはアマプラに加入しているので Prime Music が使用できる。アンリミテッド版でないので曲数は不完全だが、これにはBGM再生機として活躍できそうなポテンシャルを感じる。

 ただ「B'zの曲をかけて」と言ったら「ビー・ゼットの曲は……」って言いやがったのと、「U2の曲をかけて」がまったく認識されず「ユー・トゥー」とか工夫した末に「ユー・ニの曲をかけて」といったら認識されるという謎仕様があり、まだ実力を測りかねている。

 音声の指示だけで室内のスピーカーから音楽を流せるというのはやはり最大の強みで、たとえば娘氏が室内でとんだりはねたりし始めたら「アレクサ、トランペット吹きの休日をかけて」と言うだけで、なんと運動会を演出することができる。

 そのほかにも、いつまでも風呂に入ろうとしない娘氏に対して怒りをあらわにするときには最初に「アレクサ、ダースベイダーのテーマをかけて」と言うことで威圧感を演出することも可能だ。

 これはつまり、Music アプリのプレイリスト名を工夫するなどの措置を講ずれば、「アレクサ! Wasshoi!」とシャウトすると自動的に「ナラク・ウィズイン」が流れ出し決断的カラテで敵ニンジャを圧倒し爆発四散させることも夢ではないということを示している。
 ※「ナラク・ウィズイン」の部分には各自が思う最強の処刑BGMを入れること。



 これに至っておまえたちはAIスピーカーの有用さを思い知ったことだろう。これを使えばおまえはDJの異名を持ちBGMを自在に操る高貴なる演出家としてのLIFEを始めることができる。
 欲を言えば標準機能でネットワークドライブ上の音楽を読みに行けると良かったが、最低限「ノーモーションで Radiko を起動できるラジオ」としてだけでも価格分の価値はある。

 とくにおまえが、言葉をべらべら喋るキッズと共に暮らしていて、アマプラに加入しているのなら……AIスピーカーは強力な武器となる。おまえが家事に両手を封じられ、銃撃戦の末ホールドアップさせられたバンデラスのような状況に追い込まれていても、アレクサがあれば両袖から二丁拳銃を滑り出して逆転の弾丸を撃ち出すことができる。

 メディアは「AIスピーカーは生活を変える!」みたいな大げさなコピーライトを打つ。だが実際に生活を変えるのはAIスピーカーではない。おまえ自身なのだ。世界を変えたいならまず鏡に映っている男から変えてみろとマイコーも言っている。おまえもギターケースに銃器とAIスピーカーを詰め込み、SHINING FUTURE にダイブせよ。