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◆不定期日記ログ◆

■2015-08-17 : 酒の部首名
 「酒」の部首がさんずいではなく「酉」だと聞いたときは中国人ふざけんなと思った。
 「聞」の部首がもんがまえではなく「耳」だと聞いたときもふざけんなと思ったが、これはまあよく考えれば「聞くときに大事なのは門じゃなくて耳だよなあ」と納得できたのでグッとこらえることができた。
 だがなんで酒がトリなんだよ!ふざけんなトリ並みの頭しやがって!

 悔しいので調べてみたが、やはりそれはまぎれもない事実であった。

この謎を解くためには、「酉」について考える必要があります。この部首は「とりへん」とか「ひよみのとり」とかいう名前で呼ぶので、なんとなく鳥と関係がありそうな気がしますが、それは「酉」がたまたま十二支で「とり」と読むからだけのことです。もともとは、この字はなんと、お酒をいれる容器を表す象形文字だったのです!

漢字文化資料館 漢字Q&A
 そういえばそうだった。かつて十二支のことを調べたとき、あの漢字群はただの順序を示すものであって、動物は後付けのイメージキャラクターにすぎない、ということを知ったのだった。「酉」は鶏とはまったく関係ない。確かに手元の漢和辞典の「酉」の項にも「象形。口の細い酒つぼを描いたもの」と書かれていた。「酌」とか「酔」とかを見ればわかるとおり、「酉」こそが「酒」の本体だったのだ。
 すまん中国人。だがやっぱふざけんなと言いたい。