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◆不定期日記ログ◆

■2010-05-14 : 取り残された言葉
 SHIFTキーはなぜシフトなのか?
 何をシフトしているのか?

 どうやらSHIFTキーは、もともとタイプライターのタイプアームを動かして大文字用・小文字用を切り替えるためのキーとして生まれたらしい。
 昔は機械的にシフトしていたのだ。
 今でもSHIFTの横に謎の矢印が残っているものがある。
 ちょっとしたノスタルジーである。

 一度普及したものは、実体を失っても消えない。
 いまや単位をこえて使われている「カロリー」は、国際単位系に含まれていない。 
 だが単位がジュールに統一されたとしても、カロリーという言葉は残るだろう。
 こうして言葉だけが時代に取り残されていく。

 子どもたちはそのうち「フリーダイヤル」の「ダイヤル」が何を意味するのかわからなくなるだろう。
 「ダイヤルって金庫に付いてるやつ?」とか、ONE-PIECEの影響で「貝」のことだと思っているかもしれない。なぜ貝。
 プレイステーションが普及したころは「週刊ファミ通」の「ファミ」が何を意味するのかわからない子どもがでてくるだろうと思っていたが、「ファミコン」はデータ配信やリメイクで生き残ったので一概には言えないなと思った。


 ソニーがフロッピーディスクの生産を打ち切った今でも、WordやExcelの「保存」のアイコンは変わっていない。
 いつまでその存在を保っていられるか、見ものである。