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◆不定期日記ログ◆

CATEGORY さすらい

■2019-08-27 : 東伊豆記
 静岡県のかなり南東のほうまで一泊旅行に行ってきた。行ったのは伊豆白浜海岸、伊豆ぐらんぱる公園、河津バガテル公園、体感型動物園iZoo、河津七滝。


 下田市の伊豆白浜海岸はとにかく砂が美しかった。もはや砂浜全体が俺たちのキネティックサンドと化しており、我々一家は砂まみれとなった。
 ここには海の家も何もないので行くならテントが必要である。あいにくの曇天だったが逆にそれが過ごしやすくてよかった。

 伊豆ぐらんぱる公園は夜のグランイルミを見に行った。
 これは夏と冬の時期にやっているLEDの暴力である。
グランイルミ
グランイルミ
 
 ここで威力を発揮したのが新スマホンであるGoogle Pixel 3aで、特別な設定をせずともこのような暗い環境でバシバシ写真が撮れてしまう。Pixel 3aはレンズはただのスマホンと大差ないが、Google社の脅威のAIが撮った画をいい感じに勝手に補正するのだ。
 一部のアトラクションと無料の遊具は昼間と同様に稼働しているため、娘氏は夜の公園で最高になった。
 夜の遊園地でゴーカート乗ったらすごく楽しいと思いません? すごく楽しかったです。あと伊豆高原は超涼しい。


 河津バガテル公園は夏は完全にシーズンオフであり、なんとローズガーデン入場料が破格の7割引き。
 公式blog自ら「思っているより花の数はあると思いますので、海が荒れて泳げないときにお立ち寄りください」というくらいシーズンオフだったが、思っているより花の数はあった。


 伊豆アンディランド(現・体感型動物園iZoo)については娘氏が強い意志で行くと主張するのでおそるおそる向かった。
 何度も「ヘビとトカゲとカメしかいないよ??」と念を押したが娘氏はニチアサCMで全て承知の上のようだった。
 ここには夥しい数のカメが暮らす池があり、一般のご家庭で飼えなくなったカメを受け入れていたらこのありさまなんだそうだ。カメは長寿なので責任をもって飼おう!


 河津七滝かわづななだるは完全にアドリブで立ち寄ったんだけど、ここはでかい滝を拝みに行くというよりは、複数の滝がある渓流の遊歩道を散策する感じのスポットであった。訪れてみて初めて知った。
 とても涼しくてマイナスイオンにあふれ、地球の裏側に大量のプラスイオンが投棄されてしまうのではないかというレベルの快適さだった。
初景滝
初景滝
 
 当初は、駐車場から平坦な道(500mほど)で行ける初景滝までを見て引き返すつもりだったが、娘氏が強い意志で「階段のぼる」と言うので、その先の山道に足を踏み入れることになった。
 山道は傾斜は厳しいものの、実際はほとんどコンクリで固められているため快適に進めた。


 帰りは開通したばかりの天城北道路(無料区間)をぶっ飛ばした。
 この調子で伊豆縦貫自動車道が早く完成するといいのにな。
 
■2019-06-18 : キッザニア入国記
 ハイそういうわけで今回は常夜の国キッザニアに入国してみたいと思うんですけれども。
キッザニア
キッザニア東京
 キッザニアは子ども向けにチューニングされたお仕事に挑戦できるテーマパークです。
 お仕事のパビリオンは職業は科学者・医者・警察・ダンサー・時の王者など多岐にわたるので、事前にワイフがガイドブックを入手し、娘氏に「やってみたいお仕事にふせんをつけてみて」といって渡しました。
 ガイドブックはすぐに帰ってきました。

るるぶ
ぎっしり
 さすがにそれは無理。

 実際のところ、お仕事自体は30~40分で終わるんですが、パビリオンに行って予約して予約時間を待って……というムーブを繰り返すので1時間に1つがいいとこだと思いました。



 キッザニアガチ勢や都会野郎は、人気のお仕事を確実にゲットするため開園時間前に列をなすと聞きます……だが高速ブッとばして片道2時間半かかる我々には関係のない話。スパッと割り切って開園1時間後に余裕の到着です。

 娘氏はまず銀行へ行って口座を作りました。原則としてお店や職場には大人が入店できないので、それらすべての手続きは娘氏がソロで戦わなければなりません。とはいえあっちもプロなので滞りなく手続きできました。いったいどうやったんだ。
 口座は別に最初に作る必要はありませんが、やるとおさいふが貰えるのでやったほうがいいです。予約の待ち時間とかにやるといいんじゃないでしょうか。

 娘氏は最初、警官か警備員がやりたいという珍しい要望を出していましたが、結局目の前に現れたDOLEのバナナハウスに吸い込まれていき、バナナをもぐなどの研修を受けている間に優先順位などどうでもよくなってしまったようです。その後、ヤクルトの研究員やら消防士やら外科医やら発明工房やらを満喫して、稼いだぺリカでカワイイなシールを買ってニッコニコでおうちに帰りました。



 そしてパパチャンは帰りの車で考えました。
 ……キッザニアのお仕事受付システムは、単純なようでなかなか難しい。Webサイトの「ご利用ガイド」の記述と、実際の運用を見たのを合わせると、だいたい以下のような感じだ。

  • JOBスケジュールカードを持った子ども本人が、目的のお仕事のパビリオンへ行って受付をする。
  • 次の体験開始時間の定員に空きがある場合は、指定の位置に並んで体験開始時間を待つ。
  • 空きがない場合、もしくは次の体験開始まで時間がある場合は予約を入れることができる。予約を入れた場合は列に並ぶ必要はなく、スケジュールカードに記入された集合時間までに戻ってくればよい。
  • お仕事を1つ予約すると、それが終わるまで他のお仕事を予約できない。定員に空きのあるお仕事は受けられるが、集合時間までに終わるものに限られる。
  • 予約時間は指定できない。直近の空きがある体験開始時間に予約される。

 以上のルールを、各パビリオンの受付の人が子どものスケジュールカードを見て適用する。

 したがって、親御さんが気にかかるのは「今待たずに入れるお仕事は何か」という情報となる。
 しかしそれは各パビリオンに行って、次の体験開始時間(正確には直近の空きがある体験開始時間)の示された札を確認しなければならない。
 そのため、頻繁に予定を確認できる大通りに面したパビリオンは予約が埋まりやすくなる……と思われる。園内はたいして広くないが、この仕様によって立地格差が生まれている。

 なんかちょっとした電子化でこの問題はすぐに解決しそうな気がするけれど、それをやってないということは、あえてアナログにしているのだろう。紙のカードに集約することにより、子どもが常に自分の状況を把握できるようになっているとか、そういう何らかの意図があるに違いない。
 それでも予約状況くらいはどっかで一覧できても……。



 これはアレだな、15分ごとぐらいに子どもが全パビリオンを回って、看板に書かれた体験開始時間を端末に入力して回る「データ入力者」というアルバイトアクティビティを開設すればちょうどいい塩梅になるのでは? 「半端な電子化をしたせいで逆に現場の仕事が増える」みたいなことは我々大人の世界でもよくある話だし。
 
■2019-05-02 : 俺キャン!
 娘氏にアウトドア生活を嗜ませたいというワイフの計画により、我々はこの大型連休にキャンプに出掛けた。
 事前準備として我々はアニメ『ゆるキャン△』全話をあらかじめ視聴し、最低限の知識を身に付けた。アウトドアには危険が潜む。備えすぎるということはない。

[俺キャン! ~平成から令和へ~]

 あばよ平成、よろしく令和。
 
■2019-03-16 : 台北天国
 娘氏の初めての海外旅行として、我々一家は台湾へと向かった。例によって旅程は台湾渡航5回目のワイフが全部決めてくれた。台湾にはスギもヒノキもないので花粉症の薬は全部置いていった。以下、行ったところや食べたものを記録しておく。

 [生きもの地球奇行・台北天国]

 例によって一枚のhtmlにおさめてしまったので、ちょっと容量多めでお送りします。
 
■2018-12-25 : おかしこうじょうのひみつ
 クリスマスなので「明治なるほどファクトリー東海」に工場見学に行ってきた。
 もはやクリスマスは1ミリも関係ない。

おかし
 実はここには大学の授業で訪れたことがあり、そのときの様子が当時の日記に残されている。
 これは当サイトのログの中でも最も古いもののひとつであり、17年前のことが今と同じ形式で参照できるという点に自分でも驚きを禁じ得ない。……17年前~~!!? 俺が二十歳だってェー!!?


 ひとしきり自分で驚いたあと、相変わらずEテレ風に作られた解説動画を鑑賞し、我々一家は工場内へと向かった。
 工場内では明治ミルクチョコレートBOXの製造ラインと、アーモンドチョコレートのアーモンドの秘密、そして果汁グミの製造概要を見ることができた。娘氏はその場でおいしいチョコやグミが出てくるのでニッコニコだった。

 しかし俺は17年前のことを思い出していた。17年前はここであっつあつのカールが喰えたのである。そう……カール……神聖ローマ皇帝シャルルマーニュの名を冠する菓子界の帝王は去年、東日本から姿を消した……。その製造ラインがあったところは今は果汁グミのラインである。国破れてグミが在り、城春にして果汁深し。
 あっつあつのカールが喰えるというのは、ここ以外ではできない、いわばプレミアムな体験であった。いくらミルクチョコレートや果汁グミが喰えるといってもそれは冷えて固まったものであり、店頭で購入できるものとほぼ変わりない。あっつあつのメルティーキッスを食らったら内臓がメルトしかねないので仕方ないが、やはり寂しい。


 とはいえですね、予約さえすれば無料で工場見学ができちまって、そのうえお土産のお菓子まで貰えちまうというお得なプランなので、お近くに工場がある人は是非行くといいと思います。
 
■2018-07-19 : カオスのしもべ
 酷暑の通勤に疲れ果てた俺は温泉を求めた。
 そして手頃な近さにある山梨県の下部温泉へと向かった。

 近くには何度か訪れている山梨県富士川クラフトパークがある。山梨県は平成の合併によって2009年に静岡県が手放した「富士川町」という名前を翌年に秒速で収奪しており静岡県民の感情を逆撫でしたが、クラフトパークは富士川町でなく身延町にあるのでこの件とは関係ない。

 クラフトパークは広い公園になっている。しかし当日は全国的に殺人的な暑さだったため、のんきに散歩などしたら命がない。できるだけ外に出ない方向で動いた。

和紙制作中
 500円で和紙をすいて葉書を作れるので、娘氏総監督のもと和紙をすいた。無軌道きわまりない着色だったが、それなりのものができてしまうのが和紙の不思議さである。


 とにかく気温がやばい。我々は日の高いうちから下部温泉に向かうことにした。下部温泉郷はこんな狭い土地によくぞここまで、という感じに建物が密集している。むしろ温泉以外何もないといっても過言ではない。それゆえ温泉を求める人にはうってつけのロケーションである。

 今回のお宿は裕貴屋さん。近隣に山田温泉というお店(廃業していた)があり、なぜかゴーカイブルーの姿がチラつくが当然まったく関係ない。

裕貴屋
 裕貴屋さんは築100年というド迫力の木造建築で、狭い温泉街にありがちな、増改築による複雑怪奇な構造をしている。こういうの探索してどういう増築をしてきたのか想像するのホント最高なんだけど、驚くべきことにここはストリートビューで女湯の奥まで入れる。オイオイ桃鉄でも女湯覗くのにえらい手続きが要るのにいいのかよ。いいらしいのでみんなもレッツピーピング

 さて、早い時間にチェックインしたので、我々はさっそく家族露天風呂のひとつを占拠した。娘氏は40度近くまで沸かされた温泉には決して近寄ろうとしなかったので、やむを得ず水でうすめてぶっかけてやった。
 娘氏は温泉そのものより、温泉にうかぶ竹炭が気になるらしく、「なんですみが固まってるの~~? すみはイカやタコがはくものでしょ~~?」と素朴な疑問を口にしていた。そうなんだよな~~炭と墨は違うんだよな~~むずかしくてわかんないかな~~。

 家族風呂は沸かされたものだが、ここには源泉(30℃)そのままの洞窟風呂も存在する。その名の通り地下にあり照明も最小限で、ロマン溢れるロケーションで水風呂に浸れる。この災害クラスの酷暑において最高のレジャーといえよう。
 強いて言えば壁の向こうから娘氏が知らないおばちゃんにちやほやされている声が聞こえてくる点がロマンに欠けていた。


 さらに素晴らしい点として、玄関近くの部屋にレトロな冷蔵庫が置いてあり、その中に並んでいる多種多様な葡萄酒とぶどうジュースがセルフサービスで飲み放題という点が挙げられる。辛口も甘口も赤も白も好きな量だけ出して飲める……しかもデカンタで部屋に持ち込んでもいいと……あなたならどうする? 最高だった……。
 娘氏はこのコーナーになぜか置かれているマシュマロをたいそう気に入り、パパチャンはたびたびここに連れてこられるはめになった。


 お部屋にオシャレなコーヒーミルがあり、たいそう良い香りの豆が付属していた。朝ひとっ風呂浴びるまえに、せっかくなので挽いて淹れた。ミルクと砂糖を入れて娘氏にも勧めたところ、意外と悪くない反応だった。しかし「まあ初めてのコーヒーだしこんなもんだよね」とちょっと目を離しているスキに娘氏は我々二人の分を飲み干していた。

 しびれるような香りいっぱいの琥珀色した飲み物を大量に摂取した娘氏は、やがて心うきうき、とても不思議なこのムードになり、たちまちお部屋で飛んだり跳ねたりし始めた。みんな陽気に飲んで踊ろう愛のコーヒールンバ。

 ……数時間後、旅館をチェックアウトするころには、娘氏は「オナカイタイ」と「ゲーデソウ」しかいわない可哀そうな子になっていた。
 我々は以降の旅程をすべて諦めてまっすぐおうちに帰りましたとさ。おしまい。
 
■2018-07-08 : ようこそサファリパークへ
 ニチアサ視聴後に気が向いたので、我々一家は富士サファリパークへ向かった!

 日曜のヒーロータイムが10時終了になってずいぶん経つが、朝10時という時間は子ども連れの家族が「さて今日はなにをしよう」と思い立つにはあまりにも遅すぎる。ぐずぐずしていると「お昼食べてからでいいか」となるのは必定。9時終了ならば「じゃあテンションも上がったしこれから出かけよう、お昼は現地で食べよう」となっているはずなので、ヒーロータイムの移動は確実に日本のGDPを落としており、国際競争力を削ぐ亡国の政策であるといえる。このような悲劇を防ぐためにも政権交代だ。
 ところが我々は富士山のふもとに住んでいるため、朝10時にサファリパーク行こうと思ったら即行けちまうんだ! つまり政権批判は無効! 残念でした~~ッ!



 というわけでWelcome to ようこそサファリパーク! 前回訪れたときは娘氏がまだ1歳7ヶ月だったので「いっぱーい」「いっぱいだねェー」と言うのが精いっぱいだったわけですが、今回はクルマの中を縦横無尽に動き回り「次はなにゾーン?」「次はなにゾーン?」とドッタンバッタン大騒ぎでした。自家用車とサファリバスで2周しちゃったぜ。

くまさん
 やっぱり一番やばいのはクマだと思うんですよね。こいつらには賢さがある。相対してみて、これにイクサを挑む不死身の杉本はマジ不死身だと思ったし、不敗の牛山はマジ不敗だと思いました。前回はファークライの影響でクマはんぱねぇって思ってましたが、今回はゴールデンカムイも読んでるのでよりいっそうクマを身近な危機として感じることができます。

らいおんさん
 次にライオンですね。もうライオンについては皮鎧と青銅の武器だけ持たされて円形闘技場でタイマンやったら勝てるか否かという面しか見ていません。これはファークライではなくアサシンクリードの影響です。ファークライなら銃器があるんですが紀元前のアサシンはそういうのないので、純粋にフィジカルの戦いになります。とてもつらい。

アカチャン
 しかしごらんください、今サファリパークはライオンの赤ちゃんの話で持ち切りなのです。なぜあんなに恐ろしい動物の幼体がこんなにカワイイ必要があるのでしょう。やはり母ライオンも赤ちゃんがカワイイほうがやる気が高まるのでしょうか。常に口角が上がってるのでウッキウキでニッコニコの顔に見えとてもやばい。ところで「しまじろう」におけるガオガオさんとライオンポリスは同じライオンなのに作画が違いすぎてウケる。



 娘氏はカピバラさんとかカンガルーとか、比較的大きな動物にも怖れずナデナデしに行っていた。年老いたカンガルーをナデナデしていたらギャル数人に「すみませーんシャッターお願いしますー」って言われたので承諾したところ、娘氏は当然のようにギャル側に行ってピースしていたのでパパは苦笑い。
 
■2018-03-17 : オキナワジャーニー
 寒の戻りに耐えかねて、一家でオキナワに逃避してきたことをまとめました。

 [琉球の旋風]

 戻ってからずっと鼻水が出る。
 沖縄の林野にはスギがほぼ無い。まさかこれは花粉症……?
 
■2017-08-08 : サンリオピューロ見聞録
 最近娘氏が「大きくなったらキッティーちゃんになりたい」という夢を掲げているので、ちょっとクルマを飛ばしてサンリオピューロランドまで行ってきた。

 ピューロランドのすぐ近くにはベネッセの東京本部があり、広場にはキティさんとしまじろうが並び立つ像が立っていた。コラボ先を選ばないことで有名なキティさんなので、この程度のコラボはむしろやって当たり前の感すらある。


 サンリオピューロランドは全館屋内型のテーマパークなので夏でも涼しい。台風が接近しているが天候も気にならない。メインのホールは3~4フロアぶち抜きで、音や光の演出も外の環境に影響されないためやりたい放題である。

 娘氏はさっそく妖精の羽を嬉々として装備した。これを装備しているとリルリルフェアリルのステージに参加できるらしい。なんかこのキャラクターOKAMAさんっていうかMAYAさんっていうかそういうアトモスフィアすごくない? OKAMAさんはキティさんの仕事してたよな……無関係なのか……?

 せっかくなのでそのステージを見よう。我々は早々に場所を取り床に座って待っていたが、娘氏は同じ羽を装備した子がステージ前に座っていくのをすごい前傾姿勢で見ていた。そして動いた。えっまさか本当にアナタ参加するの? 一人で? さっきまで薄暗いホールが不安なのかぎゅって手を繋いでたじゃん? 無理では?
SANRIO PUROLAND
 ……行ってしまったので背中を見守る。羽の紐がぶかぶかなせいで早くも羽がズレているのが不安だが自力で直していた。すごい。踊りはちょっと難しかったようだったが、途中ご両親をかえりみることもなく、係員のおねえさんに促されてホールを一周するパレードに参加するという大冒険を果たした。すごい。幼稚園の教育力の高さを思い知った。


 娘氏の羽のぶかぶかな紐をゴムで留めて固定し、レディキティハウスを見に行く。入口に並んで何グループかごとに順次入場していき、内部は自由見学で、最終的に出口でキティさんと写真を撮るためにまた並んで順次退場していくという謎のシステムで、写真に興味ない勢でも写真列に並ばないと退場できない。まあそんな勢はそもそもここに来ないであろう。キティさんはめっちゃフレンドリーにカメラの前に並んでくれた。
 娘氏はまっさきにタンスのひきだしを調べた。勇者の素質がある。


 キャラクターフードコートで昼食。入ったときは大混雑だったのでどうやって机を確保しようか悩んだが、並んでるうちに人がハケるだろうと判断し、実際オーダーが通るころには空席が多くなっていた。やったぜ。……と思ったが、どうやらこれは広場でショーが始まったかららしい。まあ娘氏はお腹すいてるようだし仕方ないな。

 なんかパステルブルーのカレーとか凄まじいものがあったんだけど、見た目に反してなかなか美味かったらしい。俺は見た目の恐ろしさに怖じ気づいてキティさんのかまぼこがのってる醤油ラーメンを食べていたのでよく知らない。なおキティさんのかまぼこは娘氏が食べた。


 ショップを覗きつつ次のショーを待つ。ショップに例の「できたてのポップコーンはいかが?」のマシーンがあったので吹いた。
 次なるショー、ハローキティイルミネーションは屋内型であることを最大限に活かした光の演出で、真っ昼間にイルミネーションが楽しめる。別売のミラクルハートライトでキティさんを応援することが出来るんだけど、これがステージの演出に連動して色が変わる。無線ペンライトってやつか。どおりでそこそこのお値段がするわけだ。
 位置の関係でキティさんの後頭部を見ることになったが、こちらはこちらでバックのお城のイルミネーションが強いのでお得感がある。娘氏は天井に映し出されるサンリオキャラを発見しめちゃくちゃ食いついていた。たー坊……生きとったんかいワレ……。


 メルヘンシアターでは、キティさんを中心としたキグルミと人間のお芝居を観劇できる。立ち見席しかないということだったが、言ってみたら隅っこのほうの席にバラバラに座れた。
 舞台脇のモニターに英語と中国語でセリフが表示される。言われてみればたしかに外国人観光客が多い。さすがキティさんはクールジャパンの先鋒だな。

 お芝居が終わりになって一旦幕が閉じたあと、突然お姉さまがたのラインダンスが始まったので困惑した。そしてそのあと舞台の奥に輝く階段が出現したのを見て俺は確信した。た、宝塚だ……! 完全に宝塚のやり方を踏襲している……! 違うところといえばキグルミが中心にいるのと、男がいるってことくらいだ。
SANRIO PUROLAND
 演出があからさまに宝塚なのだ! と思って見ていたら最終的には謎のリボンがついた盾(シャンシャン)を持って、謎のド派手な羽をしょったキティさんが登場して俺は悶絶した。そこまで宝塚でいいのォォーッ!? 怒られないのーッ!?

 ……まあこれで、娘氏もキュアショコラさんの変身シーンに突如出現する階段の意味がわかったであろう。ありがとうサンリオ。


SANRIO PUROLAND
 娘氏の体力が限界っぽかったので、夕方のショー「夜祭りマーチングパレード」を見て帰ることにした。これは来場者がキグルミやスタッフに混ざって踊ることができるパワフルなイベントで、たいへんな人ごみになるため、娘氏を解き放ったら迷子の一丁あがりである。
 終了後に娘氏イチオシのボンボンリゴン(ぼんぼんりぼん)に触りに行った。しかしぼんぼんりぼん……貴様は甚だしい勘違いをしている。ボンボンは講談社でりぼんは集英社だ!


 というわけで、男の人生のレール上に「サンリオ好きの彼女」か「娘」が配置されないかぎりなかなか解除されない実績「サンリオピューロランド」をせっかくだから解除してきたお話でした。好きなサンリオキャラはKIRIMIちゃん.です。よろしくお願いします。
 
■2017-04-25 : 三重の極み
 三重県に行ってきた記録がようやくまとまったので掲載。

 三重の極み(伊勢湾旅行記)

 関係各位にこの場を借りてお礼申しあげます。
 
■2016-11-20 : ヒャッハー!もみじ狩り
 もみじ狩りにうってつけの季節になったので、我々一家は修善寺虹の郷へと繰り出した。

 修善寺には何度も来たことがあるけれど、意外にも虹の郷には足を踏み入れたことがなかった。とりあえずエントランスのイギリス村をさらっと通過し、ミニSLに乗ってカナダ村まで移動した。
 なぜ伊豆でカナダなのかという疑問は「カナダのネルソンと姉妹都市なので」の一撃で粉砕された。じゃあイギリスは……?と思ったが特に説明はなかった。ネルソンがブリティッシュコロンビア州だからブリティッシュぶってるんだろうか。じゃあコロンビアも混ぜてあげては……ややこしくなってきたので深く考えないことにしよう。

 風光明媚で山紫水明なので(人工のロケーションにはこの言葉は使わないのか?)、コスプレ撮影目的に訪れる人もいる。園内はファークライ4並みに起伏の激しい地形なので、余計な景色を排除しやすく、和洋問わず多彩なロケーションを実現できるためうってつけなのだろう。とはいえメインはもみじ林や日本庭園なので、やはり和装コスプレの人がほとんどだった。というか刀剣だった。ここの日本庭園は夏目漱石ゆかりの地でもあるので、次は文豪が増えるかもしれないぞ。

KOUYOU
 もみじ林は素晴らしいの一言。わー鮮やかーって思って写真撮って、プレビュー見て、いくらなんでも彩度いじってるでしょこのカメラまったくもう、といって顔を上げると同じ彩度の景色があるのでたまらない。この大自然とかいう奴、全部特色で16777216版も使って印刷してくるので強い。RGBもCMYKもしょせんは紛い物に過ぎないのだということを思い知らされる。
 しかもこのもみじ林、夜間ライトアップがある。真っ暗になるまで待機すればもっと幻想的な写真が撮れちまう寸法だが、あまり帰りが遅くなると娘氏によくない。今年はこのくらいにしておいてやるぜ。
 
■2016-10-11 : 馬飼塔士ASA・GIRI
 お馬っていーいな パカパカ走ってさー♪
 大きなおめめに富士山映ってるー♪
 光と緑とフフフの牧場ー♪
 まかーいーの まかいの牧場ー♪


 体育の日だったのでまかいの牧場に行ってきた。まあ体育の日はいっさい関係なく、交通状況がよければ車で30分くらいでたどり着けるようになったからだ。
 なお「まかいの」がこの辺に多い苗字だと知ったのは2008年のことだった。


 入場チケットは「1ヶ月有効」というよくわからない料金体系である。
 とりあえずトラクターバスに乗って園内を一周した。園内のランドマークはだいたいポケストップになっていて捗る。
 ヤギさんをおさんぽさせている人が多く見られたが、どのヤギもわりと立ち止まってばっかりらしく一生懸命えさで釣っていた。

 ふれあい広場ではブタやヤギやげっ歯類と勝手に触れあえる。……ここは動物園でなく牧場なはず……なぜ牧場ににげっ歯類が……?娘氏はまったく臆せずに「よしよし」ってしにいくので慈しみの心があると思う。でもウンチ地帯に突入しかけたのは全力でとめた。モルモットは完全に大きなマンソンだった。

 娘氏はワラビー小屋でなぜかワラビーにハマッた。なぜ牧場にワラビーが……?娘氏は実家のような安心感を覚えたらしく、ワラビー小屋を出るとき「いってきまーしゅ!」と言っていた。

 牧場なのでもちろん馬にも乗れる。身長90cmに満たない子は親子で乗れる。「おうまさんのりたい!」っていうから父母交代で2回乗った。娘氏は馬のたてがみを「よしよし」ってしていた。やっぱ馬ってでかいなー。これの上で長い刃物振り回してたらそりゃ騎兵強いわ。馬は最高のソリューションだな。

MAKAINO
富士山もあるよ!

 というわけで高原の気候と雄大な富士と上質な乳製品を満喫できる馬飼野牧場のレポートでした。お近くにお越しの際は是非一緒にいこうぜ。
 
■2016-09-04 : 北海道ジャーニー
 8月末に北海道に行ってきたのでまとめました。

 試されてHOKKAIDO

 豪雨と台風に挟まれていろいろ危ぶまれましたが、奇跡的に快晴の4泊3日でした。
 
■2016-03-12 : シルクドソレイユ
 会社の研修と称して初めてシルク・デュ・ソレイユを観てきたんですがコレ尋常でないですね。

 もうなんというか、観てる最中の率直な感想が「出来の悪いCGムービーかよ」と。
おかしいよね?人間はそんなふうに空中で次々とかっこいいポーズとれないでしょ?その着地、作用反作用の物理法則ちゃんと計算した?してないよね?不自然だよね?とずっと心の中で問いかけ続けるしかありませんでした。
 空中ブランコでエクストリームくんずほぐれつしてた男女とか、重力か時間かどっちか設定おかしいよね?今ワイヤーもなしになんか変な方向に回転しまくってるけどモーションがバグってるよね?

 静岡市の人間なので大道芸は見慣れたもんでしたが、これだけ超人的パフォーマーが圧縮されてパッケージングされてんのは圧巻というほかありません。
 パフォーマー1人に対してその都度1000円を投げ銭してたらちょうどチケット代くらいになるのでは。
 それに音楽とプロジェクションマッピングによる徹底的世界観描写がついてくるんだからこれ実質無料ですよね。すみません言い過ぎました。それくらいお得感がありました。
 
■2016-02-28 : ディズニーシーにいったこと
 家族で東京ディズニーシーまで行ってきた。

 長時間の電車移動に娘が耐えられるか疑問だったので、初めて自家用車で浦安まで大移動することになった。
 東名で神奈川県を走っていると、途中で綾瀬市が執拗に自己PRしてくるんだけど、綾瀬市は交通情報でつねに「綾瀬バス停付近で○km渋滞」っていう存在感を植え付けられているので今更アピールしなくても知ってるよ……という感が強かった。
 Wikipediaによると最近は綾瀬バス停付近よりも大和トンネル付近のほうが渋滞するらしいので、アイデンティティを探して懸命にアピールしているのかもしれない。

 そしてこれまた交通情報でしか聞いたことのない用賀料金所を超えるといよいよ首都高である。首都高って奴はあれだな、普通運転免許証とは別の免許が必要な奴だな。あらかじめ首都高バトルとかで予習してくればよかった。途中ヤマタノオロチみたいな案内板が出たときには耳から血が出るかと思ったがカーナビという英知の光で無事切り抜けることができた。


 先にホテルにクルマと荷物を置いて、シャトルバスでレッツ東京ディズニーシー。なおこのシャトルバスも大変混雑し、20分ほど娘を抱っこしたまま座れなかったのでパパチャンの腕の筋肉がはやくも粉砕された。バス到着のアナウンスとともに娘は「あんがとー!」といって拍手したのでやっぱり電車で来なくてよかったなあと思いました。(真顔)

 3歳までの子どもはチケット代はかからないが、当然乗れるアトラクションは限られてくるし、長時間待つ必要があるアトラクションは厳しい。詳しいプランは下調べをしてくれたワイフにお任せした。昼食を買うのに40分くらい待つ混雑具合だったので、昼食のタイミングでねんねしてくれたのは幸運であった。

 幼児の乗れるアトラクションの近くにはベビーカーがたくさん駐車されているのですぐわかる。ワールプール(コーヒーカップ)、シンドバッド・ストーリーブック、キャラバンカルーセル(メリーゴーランド)あたりはすいていて良かった。シンドバッドのやつはボートに乗って人形劇を追うタイプのアトラクションで、娘は終始真顔で見ていたが、降車後に「おもしろかったね……おもしろかったね……」とつぶやいていたのでなんとなくタノシイなものだということはわかったようだ。
 海底2万リーグはファストパスが使えるので、ファストパス利用権はこれに使った。娘は非常警報の演出と雷撃の演出にビクビクッとなっていた。この夢の世界ではどこまでが演出でどこまでがリアルなのか、まだよくわかっていないのだ。しばらく呆然としていたが、レールウェイを見て「でんしゃーやったーいえーい!(原文ママ)」と叫んで復活した。切り替えが早い。


 これくらいの子どもを連れていくようになると、ディズニーリゾートがゴミひとつ落ちていない空間だということが実感できる。娘は自由に歩かせると常にダッシュボタンと調べるボタンを押しっぱなしなので、地面にアイテムがあると自動的に「しらべる」コマンドを打つ。当然この「しらべる」には「味も見ておこう」が含まれるので、ゴミひとつ落ちていない状態が徹底されている空間は大変安心できる。人が多いところではそれどころじゃないけど。
 乗れるものがもうちょっと増えたらまた行こうな。
 
■2015-03-14 : 神戸レポート
 ちょっと神戸方面に行ってきました。

宝塚大劇場
 宝塚歌劇っつーのは初めて観ましたが、なんていうかこの舞台の上に女性しかいないっていうのが信じられない空間ですね。冷静に声だけ聞けば、ああ、宝塚の男役だなって感じの声なんですが、これがお芝居と組み合わさると全然違和感がないんですね。美形主人公だけでなくオッサンも完全にオッサンなんですね。この技術すごいと思います。
 ときどき舞台の端から反対側の端にワープしてない?みたいな場面もあり、かなりの鍛錬が感じられて大変よかったです。

キリン三田工場
 こちらはキリンの一番搾り工場。
 一番搾り麦汁を飲むことができたんですがこれが大変甘いんですね。砂糖が入った濃い麦茶があったらこんな感じかと思いましたが、この糖分がぜんぶアルコールになってしまうというのはなんかもったいないような気もします。ところで二番搾りはどこに行ってしまうのか説明がなかったんですがそれは……。
 大麦と小麦をブレンドした新作ビールも飲めるんですが、ビールが苦手な人はキリンレモンで割ることも推奨してくれるたいへんおおらかな試飲コーナーでした。

神戸牛
 もちろんKOBEBEEFもいただきました。
 クリックすると飯テロ用の拡大画像が出ますのでご活用ください。
 牛 それはすばらしい 牛の肉 それはすばらしい すばらしい