Oneside Flat Web

◆ワンサイドフラットウェブ◆

~  涙そこそこ  ~

■2020-02-21 : 葉っぱ一枚あればいい
 20日夜、どうぶつの森Direct[YouTube]が放送され、Switch版『あつまれ どうぶつの森』(以下『あつ森』)の詳細が明らかになった。
 俺は映像の中に高解像度のカモミの姿を見つけただけで完全に情報量が飽和し「エンッ!!」って叫んで卒倒したが、よく考えたら高解像度のカモミにはスマホン版のポケットキャンプ(以下『ポケ森』)で毎日会っているのでそんなに興奮することはなかった。

 直系の前作にあたる3DSの『とびだせ どうぶつの森』(以下『とび森』)と比較して、不満だった点があらかた新機能で塗り潰されている印象を受けた。
 とくにあのタヌキだ。てばさき村長が整備した村の動線をタヌキが勝手な不動産売買でめちゃくちゃにしていく不毛ないたちごっこ(タヌキだが?)にはウンザリしていたのだ(過去日記参照)
 これが俺がたぬきちに対して『とび森』で抱いた唯一にして最大のヘイトだったので、住民の家が建つ位置を指定できるようになったのは非常にありがたい。

 そういうわけで最大のヘイト要因が解消したたぬきちであったが、今度は起動後のアイサツや広報など「しずえさんのポジションを奪った」件で新たなヘイトを集めてしまうのであった。そういうとこだぞタヌキ。お前海外ユーザーからは何の生物だと思われてんだ?


 しかしこのタヌキ、ただの商売人とは思えぬポテンシャルを持っている。

 俺は『とび森』以前のどうぶつの森を知らないが、『とび森』では家具は収納するときにすべて同じ葉っぱのアイコンになる。『とび森』では家具は基本的にタヌキ一族から購入するため、この「家具が葉っぱになる」というのは単なるグラフィック節約以上の文脈を持っていた。
 しかし家具を素材からクラフトする『ポケ森』では家具は葉っぱにならなかった。家具はそのまま縮小アイコンとしてインベントリに収納される。そこにタヌキ一族の魔法が介在する気配はない。キャンプ場にはたぬきちがメインで出張っていないことと無関係とはいえまい。

 そして、公開された『あつ森』の情報では、家具のクラフトが可能で、かつ家具は葉っぱとして収納されていた。つまり、どうぶつの森の家具は「葉っぱでできた家具」なのではなく、タヌキ一族が「家具を葉っぱにする技術」をもっていた、という可能性が出てきた。

 以上の推論より『あつ森』の「無人島移住パッケージ」とは、家具を葉っぱにして収納する技術をもつタヌキの一族が、その技術をフル活用した、国家の法律に縛られない実験都市を造る計画なのだということがわかる。お前はたぬきち社長にインフラの全てを委ね、この夢の技術で世界が羨む都市を造りあげるのだ。俄然意欲がわいてきた。とにかく紛失したカモミのamiiboカードを再入手しなくては。
 
■2020-02-19 : マリオカート∞
 マリオカートー エイーッ!!(いつもの声)
#MK8D #NintendoSwitch
[ドリフトするてばさき氏の図]
 Switchスーファミのマリオカートがなぜか家庭内で流行った結果、我々はつい『マリオカート8デラックス』に手を出していた。
 俺のマリオカート歴はスーパー(1992)→64(1996)→DS(2005)→8DX(今)なのでだいぶ飛び飛び。ワイフに至っては初代から8DXに飛んでいるので完全に浦島太郎。
 しかし発売年を見てて気が付いたけど、DSからキッチリ3年ごとに新作が出てるんだねマリオカート。ということは8DXが出たのが2017年だから、今年新作が出るってこと? しまった早まったか?

 8DXはその名の通りWiiU版の『マリオカート8』のDLC全部のせ+新キャラ追加というデラックス版で、したがってリンクさんやしずえやイカがカートで走る。そこまで走るならキャプテンファルコンにもレースさせてあげてくれよ。F-ZEROステージはあるんだからさ……。あとカービィにもエアライドさせてあげて……。フォックスのお父さんはF-ZEROに出てたしフォックスもいいでしょ……。こうなったら次回作はもう他社コラボとかしまくってマリオカートSPECIALにしよう。


 いっぽう娘氏は「わたしがどうしてマリオカートしないかわかりますか? すごーくむずかしそうだから!」と敬遠をしていました、が。
#MK8D #NintendoSwitch
娘氏「めったに楽しい」
 なんと今のマリオカートには「ハンドルアシスト」と「オートアクセル」がある。つまり最悪コントローラーに一切手を触れないでも完走はできる。これはたとえ五歳児でもレースゲームを楽しむことができるということを意味する。

 コース外に突っ込もうとすると自動的にハンドルが切られるので、できれば重量級のスピード重視のキャラを選んでくれるとらくちんに速く走れるのではないかと思うんだけど、なにしろ女児はカワイイやつしか選ばない。そうなるとめちゃめちゃ小回りが利くので、微妙な操作が難しい五歳児はフラフラ左右に蛇行してお話にならない。
マリオカート8 DX キャラクター性能
http://japan-mk.blog.jp/mk8dx.st-c
 アッそういえばロゼッタがぎりぎり重量級じゃんサンキューロゼッタ!!
 俺は重量級の中ではマリオカートDSのHVC-012君が大好きだったんだけど、残念ながらスマブラで忙しいみたいで不参加なんだ……


 ところで最近のマリオカート、タイムアタックのレコードはコースごと最速1人しか記録されなくなったの? 64の頃は5位まで出たから持ちキャラ決めて家庭内でコンマ1秒を競い合ったのに……。フレンドの記録を持ってくる機能もないのかな……。いきなりインターネットの全世界1位のタイムを見せられても……。
 あと64の頃は画面右下にスピードメーターが表示されてて、自分がどこで減速したのか一目瞭然だったんだよね。PDCA回すのに最適だったのになんで無くなったんだろ。

 ということでまずはスタッフゴーストをやっつける作業をすすめています。
 今とりあえず4人やっつけた。先は長い。
 
■2020-01-19 : 活劇 陶芸乱舞
 先日オーブン陶芸をした話をしたが、実は先月、伊豆にあるリアル窯元に出かけて陶芸体験をしてきた。
 まさか5歳児でも満足に陶芸ができるとは思っていなかったので本当によかった。

 ろくろで形を作るところまでを自力でやって、乾燥させたりうわぐすりを塗ったりするのは窯元にお任せ。後日、指定した色で塗られた作品が送られてくる仕組みだ。

無事完成品が届きました


 ところで陶芸といえば壺のイメージがあるが、なんでそんなに壺が必要だったんだ? いったい日常生活で壺を何に使うんだ?
 ……とワイフに聞いてみたら「やくそうとか入れる」と完全に見解が一致したので本当に結婚してよかったと思った。やくそうとか小さなメダルとかを入れるんだよな。もしくはおにぎりとか巻物。

 真面目に想像すると、「中が広くて口が狭い陶器」というのは、できるだけ空気に触れさせたくない食材や液体の保管に使われたのだろう。弥生土器の壺もたいてい上が平らになっており、なんらかのフタをされていたものと推測できる。

 釉薬(うわぐすり)が発明される前はどうやって耐水性を得ていたのだろう。土器といえば「食べ物の貯蔵や煮炊きに利用した」というのが定説だが、素焼きの壺で煮炊きなんてしたら土が溶け出すんじゃあないか?
 気になって調べてみると、中国では紀元前から釉薬を利用していたらしい。いったいどうやってそんなもんを発見したんだ!?

古代人「どうって……薪や藁を燃料として1000度以上で長時間焼成したら土器の一部に降灰したものが長時間の高温により溶けてガラス質の膜を形成しただけだが?」

 大したやつだ……そこに気づくとは……やはり天才か……
 いやマジかよすげえな文明!
 
■2020-01-15 : ポケモンしりとりの闇
 アニメ『ポケットモンスター(2019)』が、エンディングテーマでポケモンしりとりをやっている。

 こういうのが出てくると、当然「じゃあ全力でポケモンの名前を繋げたらどのくらいの長さになるんだよ」という点が気になってくる。
 辞書が与えられている場合の最長しりとりを求めるアルゴリズムについては大学で学んだ。さっそくプログラムを書こうと思ったが、こういううってつけの話題はおそらく先行研究がある。検索したところweb上で動くものすらあってすごかった。
 これにwikipediaから引っ張ってきた第8世代までのポケモン893匹を読み込ませることで、最長で441個つなげられることがわかった。エンディングテーマでは10匹つなげるのにおよそ7.5秒かかっているため、全力を出すと歌はしりとり部分だけで5分30秒となる。

 ただし、上記のプログラムでは濁点・半濁点の有無を区別していない。ポケモンしりとりの歌詞を吟味すると、濁点は区別するレギュレーションのようだ。したがって実際はこの計算結果よりだいぶ短くなるだろう。

 ではそれを計算……と思ったが、ポケモンしりとりのレギュレーションを見ていて、それどころでないことに気付いてしまった。
 何気ないお遊びのような顔でお出しされているが、このポケモンしりとりは初代から蓋をされ続けてきたポケモンの暗部に軽率に踏み込んでいる。とうてい看過できるものではない。



 それは「ミニリュウ表記ゆれ問題」である。
ポケモンGO
画像はポケモンGOのもの
 「ミニリュウ → ハクリュー → カイリュー」という校正担当者のケジメ案件は、いにしえより公式に見て見ぬふりをされてきた。たぶん。少なくとも金銀でさらっと修正されることはなかった。
 今回のポケモンしりとりの歌詞では、ミニリュウの次にはウィンディが来ている。そして、歌詞にはないが、背景でカイリューの隣にはユキカブリが配置されている。
 しりとりにおいて最後の長音を除くルールは珍しくないが、その結果ミニリュウの次が「ウ」でカイリューの次が「ユ」になるなどといういびつなルールが認められるだろうか? 認められるわけがない!
 お前たちのポケモン名って醜くないか? まるで凸凹で、石ころだらけの道だ! 俺がその道を、綺麗に舗装し直して……

 「勝手にまとめるなよ!」

 なにッ!?

 「ミニリュウも! ドリュウズも! ルカリオの波動と波導も! 瞬間瞬間を必死に生きてるんだ! みんなバラバラで当たり前だ! それを無茶苦茶とか言うな!!」

 バカな……!? グワーッ! ぬわーーーーっっ!!



 ……俺は考えを改めた。ポケモンも最初から世界規模の大作だったわけではない。瞬瞬必生の結果なのだ。俺がやるべきことは、この表記ゆれに意味を見出すことだ。

 まず真っ先に検討すべきは「カントー地方ではリューとリュウの発音はハッキリ異なっており、意味合いも違う」という可能性である。違うものであれば表記ゆれではない。我々も同じ「chain mail」でも「チェーンメール」と「チェインメイル」では全く違うものを想起するはずだ。
 ただこの説には違和感がある。ミニリュウとハクリューは姿かたちがかなり似ているが、カイリューは進化の瞬間を見なければ同種とは思わないであろう。古代カントー人が名付けるなら「ミニリュウ・ハクリュウ」と「カイリュー」で分けるのが自然だ。

 となると俳優の白竜氏が「ハクリュウ」を商標登録しているので使えなかったという可能性が……いやそんなわけあるかい。だいたい俳優が……俳優……? タレント……スター……!

 そうして俺はある人物に思い当った。
 カントー地方ポケモンリーグ四天王として名をはせるドラゴン使いのワタルである。
 彼の手持ちポケモンはギャラドス・ハクリュー・ハクリュー・プテラ・カイリューであり、ここにハクリューとカイリューがセットになる下地が生まれている。これしかない……!

 想像するに、もともと「リュウ」で統一されていたところに、実力とカリスマ性を持ち合わせた人物が現れ、マスコミ等で「俺はリュウよりリューが好きですね」などと宣伝したり、ハクリュー、カイリューと表記し続けたりしたのだろう。
 その結果、彼の手持ちにないミニリュウだけが「リュウ」のまま残り、他の2種は「リュー」と書くのがカントー地方に広まったのではないか。もともとカントー地方ではドラゴンタイプは極めて珍しいので、ワタルの宣伝効果がばつぐんに効いた可能性がある。

 もうこの可能性しか思いつかない。ワタルのせいでポケモンしりとりはこんなに直感に反するものになってしまったのだ。だからポケモン赤緑の校正担当者が指をケジメしたり、マンゴーをもぐなどの自我研修に送られたりする必要はないのだ。よかった。俺は胸をなでおろした。
 
■2020-01-12 : 年末年始娘氏語録
  • イオンシネマのことを「イオン島根」と呼ぶ娘氏。残念ながらすぐに治った。
  • 相変わらず自分でブランコが漕げない娘氏、パパチャンに押されて「パパが押してくれると世界が楽しくひろがっていくー!」と空に叫ぶ。
  • 娘氏「もんだいです! おんせんは何にきくでしょうか! 1、かゆいところをなおす。2、たいりょくを回復する。3、きんにくをなおす。」
    ぼく「3番かなあ……」
    娘氏「せいかいは~~~1番でした~! きんにくをなおすのはプロテイン。たいりょくを回復するのはごはん。えいようがあるでしょ?」
    ぼく「アッハイ」
  • 秋口までは一人でねんねできていたのに、寒くなったらまた一人では寝られなくなった。しかも「今日はパパ疲れてるみたいだからパパの寝かしつけしてあげる。」とか上から来る。
  • ぼく「Switchスーファミに星のカービィスーパーデラックスが来るらしいぞ」
    娘氏「じゃあ洞窟大作戦できる!」
    ぼく「なんで知ってんだァッ!?」
    娘氏「だってスマッシュブラザーズのステージをえらぶときに上のほうに白くかいてある」
    ぼく「かいてあるけどさ!!」
  • パパチャンがカーナビの指示を無視して近道すると、娘氏が助手席から「へんなところに着いちゃうよ!」「アイチャンはようちえんでは先生のいうことを聞いている。」と厳しく注意してくる。
  • 清流にやってきた娘氏「川のおとが癒すねぇ~~」
  • 娘氏「パパチャン、リングフィットでひといきついて!」
    ぼく「それは難しいなあ」
  • 娘氏が充電切れの3DSを手に「くろいファミコン、電気つかなくなっちゃった」って訴えてきたんだけど何なのこれ?
  • 幼稚園が年末の終業式を迎え、「よいおとしをっていうのがさみしかった」とシクシク泣く娘氏。
  • 庭の草を毟り、「この雑草なかなかやすらぐでしょ。これなら雑草コンテストでも大優勝」と自信をのぞかせる娘氏。
  • サンタさんからの手紙を読んだ娘氏、「サンタさんから手紙がもらえるなんて……かんしゃします!!」と叫ぶ。
  • ボードゲームでパパチャンを負かした娘氏、「アイチャンは勝ったからきんにくを10個てにいれた。パパチャンは負けたからゼロ個~~」と煽る。
  • ワイフ「飲み物は何がいい? 緑茶? そば茶?」
    娘氏「♪そば茶でおねがい そーばー茶♪ そば茶のおみせでけんさく!」
    ぼく「知らないCMソングを作り出した」
  • 紅白を観る娘氏「いきものがかりってこういう姿してたんだね」
  • 突然走り出したぼくを「パパまって!命がくだけちるわよ!」と追う娘氏。
  • ぼく「先に車で帰ってて。パパは走って帰るから大丈夫」
    娘氏「でもそうしたら太ももの筋肉がはれつしちゃうよ、血がいっぱい出ちゃう」
  • 怒られてすねた娘氏、「からいものでも食べてな! おみずなしで」と捨て台詞を吐く。
  • 実写版『名探偵ピカチュウ』を観せて「どんな話だった?」と聞いたところ、娘氏は「ピカチュウがでんこうせっかとかボルテッカとか使えるようになって、さいごはピカピカ鳴けるようになった」と5歳児の解像度を教えてくれました。
  • 「せいでんきって春に流行るんだよ。でも冬に流行ってるのおかしいよねえ?」
  • 娘氏「わたしの好きな野菜は、キャベツと、レタスと、トマトと、きゅうりと、にんじん。あときのこ……きのこは野菜じゃない。はえるものだから。」
    ぼく「理屈はともかくキノコが植物でないことに気付いたのはすごいぞ!」
  • ぼく「じゃあアイチャンは野菜と果物の違いはわかる?」
    娘氏「果物はあまい」
    ぼく「カボチャとかあまい野菜もある」
    娘氏「……じゃあ、赤とか、色があざやか」
    ぼく「パプリカは野菜だけど赤も黄色もある」
    娘氏「……上にある」
    ぼく「上……? あれっそれひょっとして正解か?」
  • ぼく「つまり果物は基本的には木になっている。どうぶつの森でもそうでしょ」
    娘氏「でもイチゴは木になってないから果物じゃない。アイチャンいちごがりしたことある。」
    ぼく「イチゴについてはパパチャンも深く考えないようにしてるんだ(過去日記)
  • 娘氏はお年玉でたまごっちみーつを手に入れた。最近のたまごっちはたまごっち自身がペット飼ったりするんだな。生き物を飼うならせめて自分の排泄物くらいは自分で始末できるようになってからにしてほしい。

さくらメダルてちょう
 文字を書くのが達者になり、毎日のようにお手紙を書いてくれる。がんばり!
 
■2020-01-06 : 陶芸乱舞
 冬休みなんて年末年始のタスクを消化するだけであっという間に終わってしまう。まったく休んだ感じもしない。同じように今年度もあっという間に終わってしまうのだろう。諸行は無常。万物は流転。

 しかしそんな年末のある日、突然ワイフが陶土を買ってきた。
 なぜ突然の陶土なのかはわからないが、この年末年始に何かしたという実績を残すにはうってつけではないか。
 「では陶芸をするか」「うむ」「やろう」「やろう」
 そういうことになった。
ヤコの「オーブン陶土」
http://www.yako.co.jp
 このオーブン陶土ってやつはご家庭のオーブンで焼成できるらしい。つまりご自宅ですべての作業が完結する。我々はさっそく粘土をこねながら何を作るか考えた。
 とりあえず箸置きやらアロマストーンやらの小物が作り出されていったが、それだけではとうてい400gの粘土は使いきれない。なので皿を作ることで大量の粘土を消費した。
 既存の丸皿に粘土を押しつけつつ、そこに模様を刻んでいく。とりあえず今回は娘氏のだいすきな十二宮の記号を刻むことにした。あとは2~7日という曖昧な時間をかけて乾燥させる。


オーブン陶土
 というわけで2~7日乾燥させたものがこちら。丸皿が僕のだが、ダンボールの上で伸ばしたため当然ダンボールみたいな模様がついた。色もダンボールっぽくて面白いのでそのままダンボールの風合いを活かすことにした。これをオーブンでブンしていく。

 オーブン陶土は、僅か2400秒で焼成を完了する。ではその原理を説明しよう!

「焼成ッ!」

 オーブン陶土は、オーブンレンジから発射されるインフラレッドエネルギーを浴びて、わずか2400秒で焼成を完了するのだ! あんまり説明してねえな原理。

 焼いた陶土は多少割れやすい(らしい)がもう実用的な硬度をもっている。これに付属の耐水耐油ニスを塗って乾かし、再度焼くことで食器として使用可能になる。
 ニスを塗る前に、アクリル絵の具で色をつけることもできる。RGBでもCMYKでない彩色は久しぶりなので多少手こずったものの、まあまあいい感じにイカの箸置きを着色できた。


オーブン陶土
 こうして初めてのオーブン陶芸は完了した。

 現代においては海のプラスチックが分解されるまでに数千年かかるとかで大騒ぎをしているが、粘土をこねて焼いたものは一万年と二千年たっても出土するので強い。うっかり割ったら庭に埋めて「まじないに使っていた遺物」としての発掘を狙おう。僕が消え遠い未来で化石になったら、人は僕に何を見るだろう。粘土板に刻んでおけば何かを伝えることができる。次は何を刻もうか。