Oneside Flat Web

◆ワンサイドフラットウェブ◆

~  ふなっしーのルフラン  ~

■2021-05-09 : 走馬灯のごとく……
 サガフロンティアのリマスター!
 それはもはやリマスターの枠に収まるものではなかった!

 俺は過去、当たり前のようにサガフロのエンディングを21回見ており、そのうえ今回のリマスターでそれに14回を追加して平気な顔をしています。このエントリは、かつて『裏解体真書』を買うほどサガフロっていて、かつ「サガフロリマスター? 普通のリマでしょ……」とナメた態度をとっているそこのお前に向けて書かれています。カクゴしろ。
SaGa Frontier Remastered | SQUARE ENIX
https://www.jp.square-enix.com/saga_frontier/
 発売直前に公式サイトを見ていた俺は、衝撃的な情報を得ました。
#サガフロ #PS4share
[New Game+]
 いわゆる強くてニューゲームで、「既にプレイしたセーブデータがある場合、そのデータからアイテムやクレジット、パラメータ、技などを引き継いで最初からプレイできます。」とのこと。

 これはつまり、主人公の攻略順が効率に大きく影響してくるということでもあります。いかに楽して14周するか、それを考えるゲームになるわけです。
 追加要素のヒューズ編は最後に回すとして、俺が実際に攻略した順にインプレッションを書いていくので、まだプレイしていないお前たちはこれを見て脳内で攻略順を組み立ててください。


■[1周目]リュート編
 俺はまず、サガフロの基幹である「術資質イベント」をおさらいしようと自由度の高いリュート編から始めましたが、これは間違いだったとわかりました。
 リマスター版の新機能として、戦闘回数を加算せずに撤退することができるため、めちゃめちゃ育成するパートと、一切育成せずにラスボスまで突っ走るパートをはっきり分けた方が効率が良いのです。
 そしてお前たちもよくご存じの通り、リュート編は明らかに後者です。

 さしあたりリュートを術士として鍛えつつ、今後のために誰でも仲間に加えやすいゲン・エミリア・T260・コットンを育てていきます。
#サガフロ #PS4share
 まず俺は流れるような動きでシンロウ→スクラップと進みました。ジャンク屋で当面の資金を得るときにダメ元でハイペリオンのカラ売りをしてみたところ、なんと「無限ジャンクのバグが生きている」という事実が明らかになりました。
#サガフロ #PS4share
 俺はなかば確信しつつネルソンとクーロンを往復しました。そして「金売却バグが生きており、あまつさえ『転売屋』のトロフィーが出る」という狂気的事実を確認しました。
#サガフロ #PS4share
 念のためトロフィーを確認したところ、追加で「開発2部で~」というトロフィーを目撃した俺は、全面的にこのリマスター班を信用することにしました。信頼できるプロの仕事とは何か……お前たちはそういったことをこのリマスターから感じることができるでしょう。

 リュート編はノープランでモンド基地に殴り込んだあと、たまたまゲンさんが「神速三段突き」、T260が「多段斬り」を現地調達できたので何とかクリアできました。ツモ運がいい。


■[2周目]ブルー編
 ブルー編は最初にやるのがおすすめです。LPを惜しみなく支払って幻魔等を買いまくり、そのままルージュになることでチャラにします。そのうえこの後の周回でルージュが仲間になったときすげえ量の術を所持しているという寸法です。あとで確認したところ、ステータス引継ぎをしたブルーのLPは7に戻ってましたし、すげえ量の術も所持してました。よかったなブルー。
 そういうわけでこの周回は育成パートです。ゲンさんとエミリアを引率役にしつつ、生科研でルージュ・クーン・メサルティムを育てていきました。

■[3周目]クーン編
 ブルー編の最後でクーンが「石化凝視」をツモったので、マリーチ目指してクーン編を始めました……が、敵レベルを上げるのが面倒になり、最強ルージュをはじめ、育ってるメンバーで一気に駆け抜けました。
 「勇気の間」の針山で足を踏み外すたびに退却不可のエンカウントがありめちゃくちゃウザいので、この周回を育成のターンにしてしまったほうがいいのかもしれません。

■[4周目]エミリア編
 ここまでの周回で鍛えたエミリアを引率役として、アニー・ライザ・アセルス・白薔薇を育てていきます。アセルスは人間として育てます。アニーとライザはこのあと使う予定はないのですが、他に育てる奴がいないのでついでに強化しました。
 周囲が育ってきたらエミリアは体術にスイッチし、コスチュームチェンジを駆使してDSCを覚えさせました。ラスボスは耐性があれば余裕です。エミリア編は全体的に「モデル出身の女優さんの初主演映画(ほぼ監督の趣味で撮られたもの)」みたいな味わいがあって良いですね。

■[5周目]アセルス編
 序盤のボス戦に備えてあらかじめアセルス・白薔薇・メサルティムを強化して挑みましたが、いきなり知らない方法でのファシナトゥール脱出が提示されて驚きました。ゾズマ加入後のイベントもすべて復元されています。お前にもこの気持ちがわかるでしょうか。今まで裏解体真書や没テキスト解析でしか見ることのなかった展開が実際にプレイできてしまっているのです。
 アセルス編では月下美人とブリューナクが手に入るので、いつものゲンさんとエミリアを担当に据えてダッシュで終わらせました。さしあたり人間エンドでクリアです。

■[6周目]レッド編
 レッドは初登場なので育成パートです。レッド編ではヒューズが早めに仲間にできるため、工作車とBJのメカ軍団を引率役にして、ヒューズ・ドールと共にディスペアに籠ります。ヒーロー技は忘れがちですが、最低でもアル・フェニックスを覚えておかないとみんなががっかりするでしょう。
 メカ軍団と言えば、ここまでの引き継ぎでオクトパスボードが4枚在庫しているという異常事態になっています。そのうえハイペリオンとスプリガンスーツが入荷されました。期待が高まります。

■[7周目]T260G編
 引き継ぎ装備を使えばメカはすぐに最強になるので高速で駆け抜けたいところですが、有用なプログラムは戦闘で得なければなりません。T260Gと工作車はともかく新参の3機はプログラム欄が空っぽです。でもまあこのシナリオはメカ系の敵とよくエンカウントするので、なんとかラスボスまでに「剣闘マスタリー&多段斬り」ないしは「猛虎プログラム」をツモることができました。
 こうなれば「多段多段多段(ここで一息ついて)多段ランページ」の5連携で負ける要素はありません。本当にこれはメカ主人公のための最高のシナリオで、「Last Battle -T260G-」→「少年の日の想い出」の連携が俺の涙腺に抜群に突き刺さります。

■[8~14周目]ヒューズ編
 実際にやるまでよく理解していなかったのですが、ヒューズ編は「ヒューズ・ブルー編」「ヒューズ・クーン編」などに細かく分かれており、それぞれのシナリオは「イベント→自由行動→ラスボス」の短いものになっています。事実上引き継ぎ前提のつくりなのでヒューズを鍛えておいた俺は安心しました。
 各シナリオでスタメンだったキャラが必ず仲間になるとは限らないし、毎回毎回メサルティムを迎えにいくのとかが面倒なので、すぐ会いに行けるキャラかIRPOメンバーを事前に鍛えておくと楽になります。その他レッドやアセルスも簡単に仲間にできます。
 お話の内容は……ネタバレになるので言及しませんが……もはやサガフロのファンディスクといって差し支えないレベルのファンサービスに溢れています。ブルーはあのあとどうしたのか? レンはなぜああなったのか? ゲンさんは何を考えていたのか? 想像するしかなかった部分に次々と優しい答えがお出しされてきます。ありがとう……20年前にこのゲームをやっていて本当に良かった……。

 以下ヒューズ編の感想です。↓
 ヒューズ編のレッドルートで、シュウザー戦後にあるイベントシーンが良かったです。シュウザーを倒したあとレッドは男泣きしたとは思うのですが、これをレッド編の追加シーンとして入れてしまうと「主人公は俺なので泣いたかどうかは俺の気持ちに任せてほしい」となってしまうところ、ヒューズ編であれば「レッドが泣いているのを俺が目撃した」というだけの話になります。短いシーンですが本編のフォローとして素晴らしいワザマエです。
 リュートルートでは淡泊すぎる本編の補足だけでなく、まさかのゲンさんの掘り下げがあり驚きました。本編では剣のカードを手に入れるだけの間柄にも関わらず、ゲンさんを止められるのはリュートしかいねえよなっていう幻覚を見てしまっています。
 アセルスルートも脚本のワザマエが光っていました。設定が緻密に固められたアセルス編にヒューズを殴りこませると裏解体みたいなギャグになっちゃうところを、ヒューズ個人の話に落とし込むことで回避しています。本当に原作を大事にしてくれているなあという感謝の気持ちでいっぱいです。
 あっという間の14周でした。お前たちならもっと簡単に周回する方法を思いつくでしょう。または、スタメンを一人も被らせずに7周して、35人が育ちきったデータを引き継いで悦に入るのもいいでしょう。レンを鍛えるために早々にヒューズ編に手を付けていくのもアリだと思います。サガフロは自由です。


 最後にサントラ即泣きおじさんとしての情報です。
 サガフロの隠れた人気曲でありオーケストラやアコースティックなど様々なアレンジが施されているにもかかわらず本編で一切使用されていないという集団幻覚めいた曲といえば「アセルスのテーマ」ですが、このリマスターで晴れて使用されました。おめでとう!!
 あと「正調・ヨークランド節」「運命 -さだめ-」も無事使用されました。良かったね!!
 代わりにサントラの隠しトラックが正式に「クーンのテーマ」という名前になり、新たな未使用曲の登場に頭を抱えています。現地からは以上です。
 
■2021-04-30 : パラオのことば
 太平洋にうかぶパラオという島国がある。

 大航海時代にスペイン領となり、スペインが衰退するとドイツ領となり、第一次世界大戦後に日本領となった。それから第二次世界大戦が終わるまで日本領であり、戦後アメリカの統治を経て独立。それゆえパラオ語には外国語から借用された言葉が数多くある。
 特に興味を引くのはパラオ語に取り入れられた日本語の数々で、Wikipediaの「パラオ語」の項目にも多くの例が挙げられている。

 歴史的経緯から、パラオ語における日本語からの借用語は非常に多い。…(中略)…日本語教育を受けていない若い世代や子どもたちも「それが日本語由来であると意識せずに」用いており、定着につながっている。

パラオ語 - Wikipedia
 「デンキ」「デンワ」「ベントウ」などの単語が外来語として使われているのみならず、何かが得意なことを「モーレツ」と言ったり、ビールを飲むことを「ツカレナオス」と言ったり、「おいしい」の意味で「アジダイジョウブ」と言ったりするなど、独自の進化を遂げた日本語が生きているらしい。


 しかし……「Chazi daiziob(アジダイジョウブ)」は地理の教科書にすら載っているが、よく考えると妙ではないだろうか。「おいしい」に相当する言葉が外来語? じゃあ日本人が来るまでパラオの人は旨いものを食ったとき何て言っていたんだ?
 仮に何か「おいしい」に相当する現地の古語があったとして……旨いものを食ったときの言葉なんて、どの国だって「セボン!」だの「ボーノ!」だの「ハオチー!」だの短い発音でパッと出るものだろう。それが「味・大丈夫」なんていう2語の外来語に置き換わるか? 置き換わるとしたら「おいしい!」のほうじゃあないのか? 不自然だ。

 さてはパラオにやってきた兵隊さんはろくに補給もなく、味が大丈夫かどうか怪しいものを食べるのが日常だったのか……現地の人がその様子を語り継ぎ……悲しい物語だぜ……いやまて、第二次大戦が始まる20年前からパラオに日本人はいたはずだ。この仮説はおかしい。


 しかしwebの海には普通にアジダイジョウブの情報があふれており、「そうはならんやろ」「なっとるやろがい!!」の力で納得するしかない……と思っていた。しかし今月のはじめ、突然Twitterの俺のタイムラインに、在パラオ日本国大使館の公式アカウント(@OfPalau)の「日本語由来のパラオ語」についてのバズツイートが流れてきたのである。
 俺は勇気を出して上記の質問をリプツリーにぶらさげた。相手は大使館である。普段の俺ならこんな軽薄にリプライなどできない。しかしなにしろバズっているので、多くのリプライや引用RTに埋もれるかもしれない。そんな尊大な羞恥心と、臆病な自尊心が俺にリプライをさせた。
 そして、その結果、在パラオ日本国大使館からのお返事をいただくことができた!

古来のパラオ語のみで「おいしい」を表す「ウンギル・ア・テレムテムル」と言っていたかもしれません。
現在、特に若い世代は「ウンギル・ア・アジ」や「オイシイ」を使います。「アジダイジョウブ」はあまり一般的ではありません。

@OfPalau 午後7:03 · 2021年4月8日
 やはり「おいしい!」は使われていた! よかった……味が大丈夫かどうかわからないものばかりを食べていた兵隊さんはいなかったんだ……(いたと思うよ)。
 疑問が晴れ、大使館のTwitter担当者様に深く感謝するとともに、このアジダイジョウブの補足情報をweb上に刻み込むべく、こうして記事に残しておくことにします。
 
■2021-04-09 : 春風の娘氏語録
 6歳児最後の記録。
  • 深夜の娘氏「もうこうなったら起きてるしかない ねむるまで」
    ぼく「真理だな」
  • ワイフ「カニ食べたい人いる?」
    娘氏「ハイ!かにかまが食べたいです!」
  • パパの執拗なきもいらせにやっきりした娘氏「わたし怒りがありふれているからね」
  • プリマヴェーラの三美神を見た娘氏が「この絵知ってる。この上に天使が飛んでて悪魔が迎えに来る。」というので、どこで見たのか聞いたところ「サイゼリヤで見た。」と即答。サイゼリヤは文化資本。
  • 娘氏「わたしカフェ屋さんになるのが夢なんだ」
    ぼく「そうなんだ」
    娘氏「でもお客さんにいまいちっていわれそう」
    ぼく「言われたらどうするの?」
    娘氏「がんばって飲んでくださいっていう」
    ぼく「そうなんだ」
  • 娘氏「わたしの夢は、いつか自分でいれたカフェインのあるブラックコーヒーをのむこと。どれだけおいしいか確かめる。」
    ぼく「いつか叶うといいですね」
  • お片付けを命じられて「きれいに整えたくない!きれいに片付けると汗がでるんだよぉ!」とキレる娘氏。だめです片付けなさい。
  • ぼく「5つ言えたら勝ちゲーム! 国の名前!」
    娘氏「えっとー、サウジアラビア……」
    ぼく「逆になんで!?」
  • 娘氏「一兆円あったらプラスだよね」
    ぼく「そらプラスやろなあ」
  • 一人で行けたはずのおトイレだが「いっしょにおトイレ行って」とときどき言う。その場合、ご両親が「気合いだけ飛ばすからね!破ーッ!」とトイレに向かって気を飛ばすと一人で行く。
  • 娘氏「破ー!だけでいいからいっしょに行って」
    ぼく「先手を打ってきたな」
  • 前述の通り『パネルでポン』の王者として君臨する娘氏だが、負けても「アイチャン負ける前に神様においのりして2つ消えたからまあまあ勝ってる。」とメンタルを崩さないのでつよい。
  • 寒さに耐えかね、久しぶりに半纏を出して羽織ったものの、娘氏が「パパなんでその袴みたいの着てるの?」「それナントカ時代の服だよね?」とツッコんでくる。
  • 娘氏「スシローってカタカナだから英語から来てる?」
    ぼく「強いていえばフランス語っぽいな……」
  • 娘氏「建国記念の日だからといって、あまり長くねているわけにはいかないぞ!」
  • 娘氏「お休みの日なんだから、きあいいれていこう!」
  • ぼく「明日は日曜日だ」
    娘氏「トロピカル~ジュプリキュアをみるにはわたしと同じ速度で起きなくては。」
    ぼく「起きてるんだよなあ」
ハートルージュロッド
  • プリキュアのアイテムを工作し、「あやうくトロピカッちまうところだったぜ(かんぜんにトロピカッてる)」という娘氏。
  • 娘氏「かっこかんぜんにトロピカッてる、までちゃんと書いて」
    ぼく「アッハイ」
  • はちみつ紅茶を飲んだ猫舌の娘氏「あっつい! でも味わいは感じられる」
  • 習い事のお友達とお別れするとき、まだまだ帰ろうとしないお友達を振り切って「やれやれ、さわがしい女だ」と言うクールな娘氏。
  • 娘氏「『かんそうこんぶのさだめだぞ』。はい言ってごらん?」
    ぼく「乾燥昆布の運命だぞ」
    ぼく「……」
    ぼく「意味は?」
  • 幼稚園のお友達についての話を聞いていたら「ゆうくん、もう一週間もおしっこがまんしてるんだって、やばくない?」とやばい情報が飛び出してきた。
  • 転んで口内を切り、縫合するはめになった娘氏。幸い跡が残らず治癒したが、ついにパパは骨折マウントに続き縫合マウントまでとられるようになってしまった。人生経験の浅いパパだ。
  • 娘氏「アイチャンのよそうでは、最初にいた生きものはあひるだとおもう。それにあしがはえてきょうりゅうになった。」
    ぼく「逆進化論だ」
  • お出かけ中に疲れた娘氏「帰ってゆるゆると生活したい」
  • ぼく「他県ナンバーが目立つようになったな」
    娘氏「お茶が……お茶が好きだからね、にっぽん県民は」
    ぼく「日本県民」
  • 娘氏「こんなにおおきくなりました~♪ もうすぐ一年生~♪」
    ぼく「ひょっとしてそれは……卒園式のネタバレでは!?」
    娘氏「じゃあきかないでください!!!」
あつ森風
 これはどうぶつの森の影響で変化していった画風。


 この春、娘氏は無事幼稚園児から小学生へとクラスチェンジした。卒園式を終えても「明日は幼稚園ある?」と言っていて何を卒園したのかわかってないようだったが、現実を受けいれ、小学校へと進むことにしたようだ。
 入学式に徒歩で向かったが、娘氏は50メートルごとに車に轢かれそうな動きをするので残機がいくつあっても足りない。集団登校のセンパイ方の教育効果を期待するしかない。
 
■2021-04-04 : 家族みんなでポン!
 これから2000文字くらいかけて、「パネルでポンで6歳児に勝てない」という話をします。
#NintendoSwitch

 まじで勝てないんですよ娘氏に。まず「パネルでポンって何だ?」って人います? いちから説明しないとだめか? じゃあ説明しときますけど『パネルでポン』は1995年にスーパーファミコンで発売されて以降、いろんなところでリメイクされてる任天堂の隠れた名作です。いや全然隠れてねえよ。他の名作が目立ちすぎてるだけだよ。

 ゲームのジャンルとしてはぷよぷよみたいな対戦アクションパズルになると思うんですが、パネルが落ちてくるのではなくてせりあがってくることが特徴です。プレイヤーができるのは「左右のパネルを入れ替える」ことしかなく、これを駆使して3つ以上色をマッチさせて消していき、パネルが天井につかないよう生き延びます。

 娘氏がこれに夢中になった理由としては、まずキャラクターがカワイイで、やるべきことが単純明快ということだと思います。また、ぷよぷよみたいな落ちゲーだと「おじゃまぷよで連鎖が台無しになって何もできないまま憤死」というパターンがありますが、パネポンはおじゃまパネルのバーが上から落ちてきても、下からせりあがってくるパネルの流れには影響ありませんので、実力差があっても比較的自分のペースで進められるというのがメリットです。


 それで、そんなゲームでなぜ6歳児を相手に全身全霊をかけてプレイし、無様に敗北してジゴクめいた断末魔をあげているのかという話なんですが、まず当然パパのほうにはハンデが課せられています。娘氏はLV1、俺はLV7からのスタートです。これはパネルが上がる速度を示しています。正直に申し上げると上限のLV10では即死するのでLV7に落ち着きました。
 現在の俺の実力で、LV7スタートだと、活動限界はおよそ120秒といったところです。それを越えたあたりからパネルを消す速度がせり上がる速度に追いつかなくなり、やがて惨たらしい死を迎えます。

 娘氏側のパネルの上昇速度は極めて軽微なため、120秒とちょっとの間に全力で娘氏を攻撃しておじゃまパネルを積み上げる以外に勝つ方法はありません。
 ですが困ったことに、娘氏はおじゃまパネルを解凍する方法を速やかに身に付けました。おじゃまパネルのバーに隣接するパネルを消せば、おじゃまパネルはまとめて通常パネルに変化します。
#NintendoSwitch#NintendoSwitch
 パパが大量に送り込んだおじゃまパネルの層は一瞬で溶かされ、そして山のように積みあがった通常パネルから偶然連鎖が発生、それは大量のおじゃまパネルを生み、今度は反対に雪崩のようにパパのフィールドに流れ込みます。
#NintendoSwitch#NintendoSwitch
 デスフロムアバブ。確実な死です。


 僕は……あの人に勝ちたい。しかしこれ以上ハンデを下げたくない。どうすれば現在のハンデのまま圧倒的な勝利を収め、父親としての威厳を保つことができるのでしょうか? 助けてインターネット! アッ! 公式サイトが生きているぞ!!
 いやお前これよく生きてたな!??
 こういうのを残してくれていることには感謝しかありません。これでオジャマまわりの仕様を学習だぜ!

 4つ消し以上で発生するおじゃまパネルは全て、隣接していれば一撃で解凍される……なるほど……つまり俺が必死に送り込んでいたおじゃまの層は、実際にはまったく層ではなく、ただ偶然連鎖のエサを与えていただけに過ぎなかったということです。なんたる残酷な事実。
 3連鎖以上で発生するおじゃまパネルには厚みがあり、それは一撃では1行ぶんしか解凍されないため、こちらが本当の「層」というべき攻撃であると言えるでしょう。

 しかし3連鎖……それを連続で仕込めるほどプレイに習熟してはいません。絶望がパパを包みましたが、しかし、そこにはまだ希望のかけらが残されていました。
 娘氏が偶然連鎖できるのなら俺にだってできるはず。そうですカウンターです。
 まず、娘氏にいつものように偶然連鎖のエサを与えます。娘氏の偶然連鎖が来るのを待ち構え、来たら即座に解凍しまくってこちらも偶然連鎖が発生するのを祈ります。3連鎖が出たら一気呵成に4つ消し・5つ消しを送り続け、解凍されきる前に圧殺する……これに賭けるしかありません。いくぞ!
#NintendoSwitch
#NintendoSwitch
#NintendoSwitch
無慈悲!
 やっぱり娘氏には勝てなかったよ……。

 この作戦の悲しいところは、互いに連鎖がお祈り状態なので、大きな動きがないまま120秒が経過し俺に限界が訪れて死ぬ可能性が高いということです。パネポンでは連鎖は組んで用意するよりは連鎖中に後からガンガン付けていく(アクティブ連鎖)のが基本なので、できれば3連鎖くらいはアドリブで作り出せるようになりたいですね。
 
■2021-04-01 : ギニアのひみつ
 西アフリカにギニアという国がある。

●ギニアのアニギ。僕が考えたさかさことばです。(埼玉県 ドド)
●アニギとはなにか。説明求ム。

「ゲーム帝国〈Vol.2〉」p127より
 そもそも「ギニア」の語源がよくわかっていないらしい。ギニアとはなにか。説明求ム。
 そして不思議なことに、そんなギニアの名を冠する国が多数ある。
  • ギニア共和国 🇬🇳
    「ギニア」といったらだいたいこの国……と言いたいが、そもそもギニアという機会があまりないのでいまいち自信がない。ギニア人といえばオスマン・サンコン氏だがこれも今や通じるか怪しい。大西洋には面しているが、ギニア湾には面していない。
  • ギニアビサウ 🇬🇼
    ギニアの北隣の国。ビサウは首都の名前。なぜそこまでしてギニアを名乗る必要があったのか。まあ我が静岡県にも伊豆市の北隣に伊豆の国市があるので人のことは言えない。そういうものなのだろう。伊豆市のように、「ギニア」という地名がギニア共和国の範囲よりはるかに大きいのだと考えれば理解はできる。
  • 赤道ギニア 🇬🇶
    ギニア湾に面した国土を持つが、首都は大陸上でなく、カメルーン洋上の島にあるという不思議な国。なお赤道は通っていない。何故なんだ。エクアドルから優良誤認と訴えられたら勝てないと思う。
  • パプアニューギニア 🇵🇬
    アフリカではなく日本の南にあるオセアニアの国だ。パプアとニューギニアが合併してこの国になった。この地域にたどり着いたスペイン人の探検家が、住民や気候がギニアに似ていると判断してニューギニアと名付けたという説がある。そもそもギニアの範囲が広すぎるのでは。
  • ガーナ共和国 🇬🇭
    チョコレートでゆうめいな国だ。ギニア湾に面しておりなんか語感が似ているが関係なさそう。
  • ガイアナ共和国 🇬🇾
    南米大陸の北のほうにある国だ。これは明らかにギアナ高地に由来しておりギニアとは関係ない。
いろんなギニア
 ギニアについての謎は深まるばかりだ。


 ところで、世界には人名を冠した国名がいくつか見られる。
 コロンビアはコロンブスに、ボリビアはボリバルに由来している。
 ではギニアは……ギン……?


 ギン。その名に心当たりのある方もおられよう。
 大長編海賊漫画『ONE PIECE』には、ロロノア、アルビダ、バーソロミュー、ティーチなど実在の海賊から名前を採ったキャラクターが多く存在する。
 そして序盤も序盤、サンジが加入するエピソードでクリーク海賊団のナンバー2として登場したのが「鬼人のギン」である。敵ながら義侠心にあふれた男で、サンジを圧倒する武力を持ち、ピラフを旨そうに食わせたら右に出るものはいない。最終的に「偉大なる航路でまた会おう」と言って去ったが、どうやらそれから20年以上も音沙汰がないらしい。

 ギニアの真実はここにあった。つまりアユタヤ日本人町出身のギンという海賊が実在し、世界中を大暴れした結果アフリカのギニア湾に名を残した。そして最終的にニューギニア島に居を構え骨を埋めた。そういう隠された伝説があり、尾田先生はそれを取材により知っていたのだ。
 これが事実であればギンの残した影響は多大であり、ONE PIECEのギンも重要な役割で再登場する可能性が高い。再登場を待ちたい。
 
■2021-03-17 : テキストサイトの亡霊
 ふとしたはずみでピース又吉氏の『第2図書係補佐』を読んだ。芥川賞の『火花』も以前読んだが、初めての単著ということなのでそれより古い文章なのだろう。

 内容は本の紹介・解説と見せかけて、その本の内容に触発された自分の話を2ページほど綴り、最後に一段落だけ本の内容に触れるという形式のエッセイ集になっている。夏休みの読書感想文としてこういう文を書いて提出してやりたかった。しかし人生経験の少ない小中学生がこの形式を真似するのは難しいだろう。

 そういうわけでこれはほぼエッセイなのだが、読んでいるうちにとても懐かしい気持ちがこみ上げてきた。
 それは10年前に出版された本だからという理由ではない。
 又吉氏の少年時代の話が多数出てくるからという理由でもない。
 うまく表現できないが、内容ではなく、文体というか、語り口そのものが猛烈に懐かしい。なぜか実家のような安心感がある。この感覚は……出版された10年前よりもっと前……。


 20年くらい前、こういうエッセイを綴るタイプの日記サイトが確かにあった。白背景にグレーの文字で、フォントサイズは小さかった。画面の端にワンポイントでオシャレな画像が固定されていたりした。テキストサイトを雑に「白」と「黒」に分けるとすると「白」のほうのサイトだ。この説明でこの感覚を理解できる人はそれほどいないだろう。ちょっと待って欲しい。いま脳内に浮かんでいる画像を生成するから……こんな感じで……。
コジャレ系テキストサイト
こういう感じのサイト
 これで「あったあった~!」と思ってくれる人がいるのだろうか。情報量はあまり増えていない気がする。

 これは決して又吉氏が素人っぽい文章を書いているということではなく、実際に「白」のタイプのテキストサイト管理人の中からプロの小説家になった人が何人かおり、そのせいで文学的な素養をこういうサイトデザインに結び付けて考えてしまっている俺のほうに異常性がある。(逆に「黒」のほうはライターになる人が多かった? 今とても雑な印象で雑な語りかたをしている。真に受けないで欲しい。)
 実際、サイトデザインと文章はまったく関連がないはずだ。だがなぜか、文化人の短いエッセイを読んでいるとき、俺の脳裏にはこういうレイアウトが浮かんでくる。テキストサイトの亡霊だろう。成仏してほしい。